HOME > ニュース >

ボブ・ディランの未発表歌詞を楽曲として完成させたザ・ニュー・ベースメント・テープス、ドキュメンタリーのトレーラー映像が公開

2014/11/04 14:41掲載(Last Update:2014/11/04 23:37)
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Lost on the River: The New Basement Tapes
Lost on the River: The New Basement Tapes
26歳のボブ・ディラン(Bob Dylan)が「地下室」に残した言葉を、エルヴィス・コステロ(Elvis Costello)、マーカス・マムフォードらがTボーン・バーネット・プロデュースのもとで曲をつけて楽曲として完成させたクリエイティブ・プロジェクト、ザ・ニュー・ベースメント・テープス(The New Basement Tapes)。このプロジェクトを過程を追ったドキュメンタリー『Lost Songs: The Basement Tapes Continued』のトレーラー映像が公開。この作品は米TV局Showtimeにて11月21日に放送されます。



プロジェクトのアルバム『Last on the River』は日本で11月12日、海外で11月11日に発売。リリース元は海外はlectromagnetic Recordings / Harvest Records、日本はユニバーサルミュージック。

もとになったのは、ボブ・ディランが1967年に、後にザ・バンドと呼ばれるメンバー達と“地下室”セッションを行った際に書かれた未発表の歌詞。その歌詞にTボーン・バーネット(T-Bone Burnett)監修のもと、エルヴィス・コステロ、マムフォード&サンズ(Mumford and Sons)のフロントマンであるマーカス・マムフォード等によるグループが歌と曲をつけて楽曲として完成させています。

メンバーは

エルヴィス・コステロ
マーカス・マムフォード(マムフォード&サンズ)
リアノン・ギデンズ(キャロライナ・チョコレート・ドロップス)
テイラー・ゴールドスミス(ドーズ)
ジム・ジェイムズ(マイ・モーニング・ジャケット)

今回の作品では計20曲(うち4曲は海外デラックス・エディションおよび日本盤のみ収録)をレコーディングしています。アルバムには先述のアーティストのほか、DawesのTaylor Goldsmith、Carolina Chocolate DropsのRhiannon Giddens、ジョニー・デップ(Johnny Depp)ほかも参加しています。

以下は以前に公開された映像

エルヴィス・コステロがリード・ヴォーカルを担当した「Six Months in Kansas City (Liberty Street)」のスタジオ・セッション映像


「Liberty Street」のリリック・ビデオ


「Spanish Mary」のリリック・ビデオ


「When I Get My Hands On You」のリリック・ビデオ


「Married To My Hack」のリリック・ビデオ


「Nothing To It」のリリック・ビデオ
●『Lost On The River: The New Basement Tapes』

01. Down On The Bottom
02. Married To My Hack
03. Kansas City
04. Spanish Mary
05. Liberty Street
06. Nothing To It
07. Golden Tom – Silver Judas
08. When I Get My Hands On You
09. Duncan and Jimmy
10. Florida Key
11. Hidee Hidee Ho #11
12. Lost On The River #12
13. Stranger
14. Card Shark
15. Quick Like A Flash
16. Hidee Hidee Ho #16 *
17. Diamond Ring *
18. The Whistle Is Blowing *
19. Six Months In Kansas City (Liberty Street) *
20. Lost On The River #20 *

* = 海外デラックス・エディションおよび日本盤のみ収録