ボブ・ディランの未発表歌詞を用いたプロジェクト・アルバム　初の音源が公開、マイモニ、コステロら参加

ボブ・ディラン（Bob Dylan）が67年頃に書いた未発表の歌詞に新しい音源を改めてつけてレコーディングするというプロジェクト・アルバム『Last on the River: The New Basement Tapes』。同作からの初の音源として、マイ・モーニング・ジャケット（My Morning Jacket）のジム・ジェイムズ（Jim James）、マムフォード＆サンズ（Mumford and Sons）のマーカス・マムフォード、エルヴィス・コステロ（Elvis Costello）らによる「Nothing To It」が公開。リリック・ビデオがアップされています。アルバムは海外で11月11日発売。リリース元はlectromagnetic Recordings / Harvest Records。



もとになった歌詞は、後に『Basement Tapes』（75年）として公式リリースされる、67年頃のレコーディング・セッション時に書かれたもの。今回の作品では計20曲（うち4曲はデラックス・エディションのみ収録）をレコーディングしています。プロデュースはTボーン・バーネット（T-Bone Burnett）。アルバムには先述のアーティストのほか、DawesのTaylor Goldsmith、Carolina Chocolate DropsのRhiannon Giddens、ジョニー・デップ（Johnny Depp）ほかも参加しています。なお、関連ドキュメンタリーも公開される予定です

●『Lost On The River: The New Basement Tapes』

01. Down On The Bottom
02. Married To My Hack
03. Kansas City
04. Spanish Mary
05. Liberty Street
06. Nothing To It
07. Golden Tom – Silver Judas
08. When I Get My Hands On You
09. Duncan and Jimmy
10. Florida Key
11. Hidee Hidee Ho #11
12. Lost On The River #12
13. Stranger
14. Card Shark
15. Quick Like A Flash
16. Hidee Hidee Ho #16 *
17. Diamond Ring *
18. The Whistle Is Blowing *
19. Six Months In Kansas City (Liberty Street) *
20. Lost On The River #20 *

* = Deluxe edition only