ヘッドバンギングをし過ぎると慢性硬膜下血腫になる可能性があるとのこと。50歳代の男性が
モーターヘッド(Motorhead)のライヴをヘッドバンギングしながら楽しんだところ、ライヴ後から数週間、絶え間ない頭痛を襲われたそうで、病院にかけつけたところ、慢性硬膜下血腫と診断されたとのこと。慢性硬膜下血腫は、頭蓋骨の内側で脳を包んでいる硬膜と脳の間に、徐々に血がたまって血腫になったもの。海外での報道によれば、ヘッドバンギングによって慢性硬膜下血腫が引き起こされた例はこれまで4件報告されているようです。
頭部の外傷がなく、また薬物乱用の問題等もないという男性を診断し、ヘッドバンギングが原因となった可能性を指摘する医師は「繰り返された激しい動きが、頭蓋骨の中で動く脳に損害をもたらす可能性はある。しかし、これは非常に稀なケースと言える」「(ヘッドバンギングが)慢性硬膜下血腫になる危険は非常に、非常に小さい。だが、彼がもしクラシックのコンサートに行っていたなら、起きなかったと思います」とコメントしています