あの「ラスト・クリスマス」を作曲したのは日本人だった!? 歌手であり、80年代の洋楽研究家としても人気の著者・西寺郷太が「日本人ゴーストライター」の噂を徹底追究したルポルタージュ風長編小説『噂のメロディ・メイカー』を扶桑社より6月25日発売。
●『噂のメロディ・メイカー』
西寺 郷太 (著)
<メーカーインフォより>
「あの〈ラスト・クリスマス〉をゴーストライターとして作曲したという日本人がいるんです」
シンガーであり、80年代の洋楽研究家としても知られる西寺郷太のもとに
届けられたひとつの“噂"。果たしてこれは酒の席よくある与太話か、真実か。
しかし西寺はこの“噂"を与太話として笑い飛ばせないひとつの“疑念"をずっと抱いていた……。
西寺は情報源を追い求め、一路岡山へ。その後、当時のワム! 担当者の貴重な証言を得ることで、物語は急展開する。
果たして、80年代の音楽シーンを牽引したワム! に謎の日本人ゴーストライターは本当に関与していたのか?
現役音楽家である著者ならではの圧倒的な知識と豊富な取材をもとに本人自ら綴った
前人未到のノンフィクション風小説、ここに誕生!
<著者プロフィール>
西寺郷太
1973年、東京都生まれ京都府育ち。早稲田大学在学時に出会った奥田健介、小松シゲルとノーナ・リーヴスを結成。
1997年にメジャー・デビューを果たす。以後、ノーナ・リーヴスのシンガーとして活動する傍ら、
音楽プロデューサー、作詞・作曲家としても注目を集め、SMAP、V6、中島美嘉、ゴスペラーズ、
岡村靖幸など多くのアーティストに携わる。2014年には初のソロアルバム『テンプル・ストリート』を発表。
また、雑誌連載などの執筆活動を精力的に行い、テレビ、ラジオでパーソナリティとしても活躍。
前著に『新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書』(新潮文庫)、『マイケル・ジャクソン』(講談社現代新書)があり、
本作が3作目にして初の長編小説となる。