カナダのロック・トリオ、
ラッシュ(RUSH)の通算20作目のスタジオ・アルバムとなる新作『Clockwork Angels』。日本盤の発売日が6月13日に(米:6月12日)。
スタジオ・アルバムの発表は2007年作『Snakes & Arrows』以来、5年ぶり。バンドと共にプロデュースを担当したのは前作も手掛けたニック・ラスキュリネッツ。
アルバムの冒頭を飾る2曲「Caravan」「BU2B」は、ナッシュビルにあるブラック・バード・スタジオで行われた最初のセッションで完成し、2010年6月から2011年6月まで続いた<TIME MACHINE TOUR>でも披露されていた楽曲。ツアーが終了した2011年秋からトロントにあるレヴォリューション・レコーディングにて新作のレコーディングを再開させ、2012年初頭にはハリウッドにあるオーシャン・ウェイ・スタジオで、デイヴィッド・キャンプベルのアレンジによるストリングス・セクションのレコーディングが行われています。
『Clockwork Angels』は、自らの夢を追い求めながら、スチームパンクや錬金術といった豪奢で彩豊かな世界を旅するある若者の物語となっているとのこと。この物語は失われた都市や海賊、アナーキスト、エキゾチックなカーニヴァルや、日々の生活全ての要素に機械のような精密さを要求する厳格なウォッチメーカーが登場するようです。本作の世界観はSF作家のケヴィン・J・アンダーソンとRUSHのドラマーであり作詞家でもあるニール・パートの手によって小説化される予定です。
なお、本作からのシングルとして「Headlong Flight」が4月19日(米国)に解禁される予定。
以下は予告映像