commmons: schola vol.12 Ryuichi Sakamoto Selections “Music of the 20th century I”
坂本龍一総合監修による音楽全集シリーズ『commmons: schola(コモンズ・スコラ)』、第12巻のテーマは「20世紀の音楽 (Music of the 20th century I)」。「20世紀の音楽」シリーズの第1弾で、20世紀前半の革新的な作曲家や作品、そして現代へ深い影響を残す重要な音楽的事象を扱います。坂本龍一・浅田彰・小沼純一・岡田暁生による様々な観点が飛び交う座談会、収録作品に造詣の深い専門家陣による解説文を通して、スコラならではの20世紀音楽を紹介します。
●『commmons: schola vol.12 Ryuichi Sakamoto Selections “Music of the 20th century I”』
総合監修・選曲・執筆:坂本龍一
選曲補・執筆:浅田彰、小沼純一、岡田暁生
編集:後藤繁雄/門松宏明
アート・ディレクション:中島英樹
[CD収録曲]
・アーノルト・シェーンベルク作曲
1. 6つのピアノ小品 作品19 〜 第1曲 軽く、柔らかく / 内田光子
2. 管弦楽のための変奏曲 作品31 〜 導入部 中庸に、静かに / ピエール・ブーレーズ指揮 BBC交響楽団
3. オルガン・ソナタ(二つの断章)〜 モルト・モデラート / ハンス=ウーラ・エリクソン
・アントン・ヴェーベルン作曲
管弦楽のための五つの小品 作品10 / ピエール・ブーレーズ指揮 ロンドン交響楽団
4. きわめて静かに、そして繊細に
5. 速く、そして繊細に揺れ動いて
6. きわめて遅く、そしてきわめて静かに
7. しなやかに、きわめて繊細に
8. きわめてしなやかに
ピアノとチェロのための三つの小品 作品11 / グレゴール・ピアティゴルスキー、チャールズ・ローゼン
9. 中庸な速度で
10. 非常に活気づいて
11. きわめて静かに
・アルバン・ベルク作曲
12. 《ルル》組曲 〜 第5曲 アダージョ・ソステナート / ジュディス・ブレゲン、ピエール・ブーレーズ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック
・ハンス・アイスラー作曲
13. 二重奏曲 作品7 〜 第1楽章 テンポ・ディ・ミヌエット / ルドルフ・ウルブリヒ、クレメンス・ディルナー
・クルト・ヴァイル作曲
14. 三文オペラ 第2幕 〜 セックスの虜のバラード / ロッテ・レーニャ、ヴィルヘルム・ブリュックナー=リュッケベルク指揮 自由ベルリン放送協会
・イーゴリ・ストラヴィンスキー作曲
15. 春の祭典 第2部 いけにえ 〜 いけにえの踊り / ピエール・ブーレーズ指揮 クリーヴランド管弦楽団
16. 詩篇交響曲 〜 第1楽章 主よ、わが祈りを聞きたまえ / ピエール・ブーレーズ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ジグルト・ブラウンズ指揮 ベルリン放送合唱団
・エドガー・ヴァレーズ作曲
17. イオニザシオン / リッカルド・シャイー指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
・カロル・マチエイ・シマノフスキ作曲
18. 神話-三つの詩 作品30 〜 第1曲 アレトゥーザの泉 / イダ・ヘンデル、ヴラディーミル・アシュケナージ
・バルトーク・ベーラ作曲
19. ルーマニア民俗舞曲 / バルトーク・ベーラ
20. 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 SZ 106 〜 第1楽章 アンダン
テ・トランクィッロ / ミヒャエル・ギーレン指揮 バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団
・コダーイ・ゾルターン作曲
21. ヴァイオリンとチェロのためのデュオ 作品7 〜 第1楽章 アレグロ・セリオーソ、ノン・トロッポ / ジャン=ジャック・カントロフ、藤原真理
・フランシス・プーランク作曲
22. 人間の顔 〜 第1曲 この世のすべての春のうちで / エリック・エリクソン指揮 オランダ室内合唱団
・オリヴィエ・メシアン作曲
23. 美しき水の祭典 〜 第1曲 最初の打ち上げ花火 / モントリオール・オンド・マルトノ・アンサンブル、ジャン・ロランドー、ルイーズ・ラロース
24. 世の終わりのための四重奏曲 〜 第1曲 水晶の典礼 / タッシ
[仕様]
・特殊パッケージ仕様
・カーボンオフセットCD
・ブックレット(120p)