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「クマはブラック・サバスを気にしない」 市街地に現れたクマを追い出そうと「Iron Man」を流してみたが効果なし

2024/05/22 09:43掲載
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Black bears - Golden, Colorado 2024
Black bears - Golden, Colorado 2024
米国の市街地に現れたクマを追い出そうと、野生動物保護官がクマに向かってブラック・サバス(Black Sabbath)の「Iron Man」を流してみた・・・が、効果がなかった。関係者は「クマはブラック・サバスを気にしない」とコメントしています。

この出来事は5月14日、米コロラド州ゴールデンにあるコロラド鉱山大学のキャンパス付近で発生したという。

米テレビ局Fox Weatherによると、クマは前の晩に出されたゴミの中に入って餌を見つけた後、近くの木に登り、この付近から離れようとしなかったため、コロラド公園および野生動物北東部地域の野生動物保護官が呼ばれました。

野生動物保護官たちは、クマを木から安全に降ろすためにあらゆる手段を尽くしました。その中には、ブラック・サバスの「Iron Man」を流して、クマをなだめようとする試みも含まれていました。

野生動物当局のSNSアカウントは「クマが眠るのをやめ、木から降りてくるのを待つために、少なくとも6時間は車の中で過ごすことになるとは思わないだろう」と書いています。

クマはやがて降りてきましたが、野生動物保護官たちが住宅地から離れた安全な場所に誘導しようとすると、クマは別の木に登ってしまいました。

この時、野生動物保護官たちは地元警察からドローンを調達し、クマを上空から脅かそうとしました。これがうまくいかなかったので、今度は彼らはクマに向かって「Iron Man」を流しました。

SNSで投稿されたビデオでは、誰かが「今、やつがヘッドバンギングし始めたら、困ったことになる」とジョークを言っています。

結局、「Iron Man」は効果なく、クマは木の上に留まり、日が暮れるまで立ち去ることはないだろうと関係者は述べています。

野生動物関係者は「住民はゴミを一晩中放置しないこと」、そして「クマはかわいいけれども、やはり野生動物であることに変わりはない」とコメントし、音楽については「クマはブラック・サバスを気にしない」と付け加えています。