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坂本龍一、灰野敬二、大友良英らゲスト参加、フランスのチェリスト ギャスパー・クラウスが新作『序破急』を発売

2012/12/27 10:17掲載
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Gaspar Claus / Jo Ha Kyu
Gaspar Claus / Jo Ha Kyu
坂本龍一灰野敬二大友良英、友川カズキ、梅津和時らゲスト参加。フランスのチェリスト、ギャスパー・クラウス(Gaspar Claus)の新作『序破急(Jo Ha Kyu)』が日本で2013年2月22日発売。

米バンド、ザ・ナショナル(The National)のツアーメンバーとしても活躍するギャスパー。『序破急』のレコーディングには、石橋英子、梅津和時、大友良英、坂本龍一、サチコM、坂本弘道、友川カズキ、灰野敬二、西原鶴真、レナード衛藤が参加。またアルバムのカヴァーアートは漫画家の諸星大二郎が手掛けています。

ギャスパー・クラウス (Gaspar Claus):

1983年 生まれ。5歳の頃にチェロを始める。ハイスクール時代にフィリップ・ミュラーに師事、長く音楽の勉強に勤しむ。ミュラーの技法を受け継ぎつつも、それまで学んだクラシックの方法論とは異なり、即興的に楽器全体を使って不協和音を鳴らすなど前衛的な独自のサウンドを作り出している。2009年、フランス人映像作家ヴィンセント・ムーンによる日本の伝説的フォークシンガーである友川カズキのドキュメンタリー映画「花々の過失」に出演するために初来日。劇中、友川カズキとの激しい共演で観客に強烈な印象を与えた。
2011年、父親でありフラメンコギタリストのペドロ・ソラーとのデュオアルバム「BARLANDE」をリリース。アメリカとヨーロッパで話題となりワールドツアーを敢行。また2012年には、米ロックバンド、ザ・ナショナルのツアーメンバーとしてイギリスの音楽フェティバル、オールトゥモローズパーティに参加。
チェロのさらなる可能性を模索しながら、これまで、ヨーロッパ各地をはじめ、アフリカ、日本、モンゴル、アメリカ、南米など世界中を旅し、常に新しい芸術的体験を得るべく現地で出会った音楽家たちとのセッションを通して越境活動を行っている。