ポジティヴ・パンク・ブームを牽引したバンドのひとつ、英国のゴシック・ロック・バンド、
セックス・ギャング・チルドレン(Sex Gang Children)。ベーシストとして活躍したカム・キャンベル(Cameron 'Cam' Campbell)が死去。バンドのSNSで発表。16年間の癌との闘いの末に亡くなったと伝えています。
バンドの声明は以下のとおり
「安らかに眠れ、カム・キャンベル
親愛なる友人であり、同志であるキャメロン“カム”キャンベルが、16年間の癌との闘いの末、昨夜亡くなったことをお知らせするのは非常に悲しい。
カムは1983年後半にSGCに加わり、独特のバロック・ベース・スタイルと堂々としたステージ・プレゼンスをもたらした。ストイックで鋭いウィットを持つ彼は、戦わずして倒れることはなかった。2009年に医師から余命6〜8週間と告げられたとき、彼は“F*ck そんなことより、アルバムを完成させなければならない、どこにも行かないぞ”と言った。彼は『Blind!』『Viva Vigilante!』『Arco Valley』で演奏した。彼の貢献はまさに...美しいものだった。
彼の妻ミカと家族に心よりお悔やみ申し上げます。
安全な旅を、親愛なる友よ」
カム・キャンベルは英マンチェスター生まれ。当初はA II ZというNWOBHM(ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタル)・バンドで活躍、1982年までレコーディングやツアーに参加していた。このバンドは解散し、キャンベルは1983年にセックス・ギャング・チルドレンに加わる。彼は2020年まで彼らとの関係を断続的に続けた。