ディッカーソンはWARを結成する前、叔父のハワード・E・スコットと一緒にザ・クリエイターズ(The Creators)というグループで活動していた。ザ・クリエイターズはベトナム戦争中に解散し、ディッカーソンがハワイに行っている間、彼の叔父はザ・ナイトシフト(The Nightshift)というバンドで活動していた。ディッカーソンは帰国後、彼らに加わった。このグループは最終的に元アニマルズのエリック・バードンと共にWARのオリジナル・ラインナップとなり、「Spill the Wine」でWARのキャリアをスタートさせた。
ディッカーソンは「The Cisco Kid」「Why Can't We Be Friends」「Low Rider」「Summer」など、WARを代表する楽曲に共同ソングライティングや演奏に貢献した。また、バンドではヴォーカルを務めることもあり、彼のリードヴォーカルはWARのヒット曲「The World Is a Ghetto」で聴くことができる。