ポップ・ミュージックに多大な影響を与え、数々の名曲の下敷きになったクラシック、現代音楽、モダン・ジャズの作品を集めた『ア・デイ・イン・ザ・ライフ〜ポップスに影響を与えたクラシックと現代音楽』の続編アルバム『サウンド革命〜ポップ・カルチャーを覚醒させたアヴァンギャルドの基礎知識』が日本で5月26日発売。今回はロック/ポップ・ミュージックだけではなく、映画などポップ・カルチャー全般に影響を与えた音源を収録。リリース元はMSI(ミュージック・シーン)
以下インフォメーションより
ビートルズ、ピンク・フロイド、フランク・ザッパら60年年代半ばから70年代初頭にかけて飛躍的に進歩したポップ・ミュージックに多大な影響を与え、数々の名曲の下敷きになったクラシック、現代音楽、モダン・ジャズの作品を集めて好評を博した『ア・デイ・イン・ザ・ライフ〜ポップスに影響を与えたクラシックと現代音楽』の続編。今回はロック/ポップ・ミュージックだけではなく、映画などポップ・カルチャー全般に影響を与えた音源を収録。スタンリー・キューブリックが自身の映画に使用したバルトークやフランツ・リスト、ジョンとポールの革新的なサウンド作りに影響を与えたシュトックハウゼン、ルチアーノ・ベリオ、ジョン・ケージ、ジョージのインド音楽への傾倒のきっかけとなったラヴィ・シャンカール、ジョージ・マーティンがエッセンスをビートルズに取り入れたドビュッシーとラヴェル、ホルガー・シュカーイに感じられるシュトックハウゼンからの影響、ザッパの音楽を語る上で欠かすことが出来ないストラヴィンスキー、ヴェーベルン、シェーンベルク、メシアン、ブーレーズ、エドガー・ヴァレーズ、イーノが提唱したアンビエント・ミュージックの元祖ともいえるエリック・サティ、キャプテン・ビーフハート、ロバート・ワイアット、ルー・リードに影響を与えたオーネット・コールマンなど、一聴すると難解なアヴァンギャルドな曲でさえ貪欲に取り込みポップ・ミュージックに昇華させてしまうミュージシャンや映画監督たちの枠に捕らわれない自由な発想が感じられる大変興味深いコンピレーションとなっています。解説: 安田謙一。
●V.A.『サウンド革命〜ポップ・カルチャーを覚醒させたアヴァンギャルドの基礎知識』(4CD)
規格番号: MSIG 1451-4 価格: \\4,500(税抜) \\4,950(税込) バーコード: 4938167024156
A REVOLUTION IN SOUND
POP CULTURE AND THE CLASSICAL AVANT-GARDE
Disc One
オーネット・コールマン/Ornette Coleman
1. サークル・ウィズ・ア・ホール・イン・ザ・ミドル / オーネット・コールマン
The Circle With A Hole In The Middle (Ornette Coleman) - Ornette Coleman
バルトーク・ベーラ / Bela Bartok (1881-1945)
2. 弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽 /
フォン・カラヤン&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ルチアーノ・ベリオ / Luciano Berio (1925-2003)
3. セクエンツァ1 フルート・ソロ / セヴェリーノ・ガッゼローニ (フルート)
Sequenza 1 For Flute Solo (1958)- Severino Gazzelloni: Flute
カールハインツ・シュトックハウゼン / Karlheinz Stockhausen (1928-2007)
4. グルッペン / ピエール・ブーレーズ&ケルン放送交響楽団
Gruppen For Three Orchestras (1955-57) -
ジョン・コルトレーン / John Coltrane
5. アイシャ / ジョン・コルトレーン
Aisha (McCoy Tyner) - John Coltrane
エリック・ドルフィー・カルテット / Eric Dolphy Quartet
7. グラッド・トゥ・ビー・アンハッピー / エリック・ドルフィー・カルテット
Glad To Be Unhappy (Richard Rodgers - Lorenz Hart) - Eric Dolphy Quartet
フランツ・リスト / Franz Liszt (1811-1886)
8. 暗い雲 / セルジオ・フィオレンティーノ (ピアノ)
Nuages Gris (1881) - Sergio Fiorentino: Piano
ジョン・ダウランド / John Dowland (1563-1626)
9. デンマーク王のガリヤルド / ジュリアン・ブリーム (リュート)
King Of Denmark's Galliard (1604) - Julian Bream: Lute
Disc Two
ブルーノ・マデルナ / Bruno Maderna (1920-1973)
1. ノットゥルノ / ブルーノ・マデルナ
Notturno For Tape (1955) - Bruno Maderna
エドガー・ヴァレーズ / Edgard Varese (1885-1965)
2. 3. 4. オクタンドル (8弁雌雄両性花) I-III / ピエール・ブーレーズ&ドメーヌ・ミュージカル管弦楽団
Octandre, For Eight Instruments (1923)- Boulez / Orchestra Domaine Musical
エリック・サティ / Erik Satie (1868-1925)
5. 6. 7. いやな気取り屋の3つのワルツ / アルド・チッコリーニ (ピアノ)
Les trois valses distinguees du precieux degoute (1914)- Aldo Ciccolini: Piano
ジャン・シベリウス / Jean Sibelius (1865-1957)
8. - 21. テンペスト OP.109 / トーマス・ビーチャム&ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
The Tempest - Incidental Music Op.109b & C (1925-26) - Beecham / Royal Philharmonic Orchestra
ベンジャミン・ブリテン / Benjamin Britten (1913-1975)
22. - 25. 4つの海の間奏曲 (夜明け/日曜の朝/月明り/嵐)
エイドリアン・ボールト &ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
Four Sea Interludes (From Peter Grimes) Op. 33a (1945) - Boult / London Philharmonic Orchestra
ダフネ・オーラム、デズモンド・ブリスコー、ノーマン・ベイン /
Daphne Oram, Desmond Briscoe, Norman Bain
26. プライヴェート・ドリームズ・アンド・パブリック・ナイトメア / ダフネ・オーラム、デズモンド・ブリスコー、ノーマン・ベイン
Private Dreams And Public Nightmares - Daphne Oram, Desmond Briscoe, Norman Bain
ジョン・ダウランド / John Dowland (1563-1626)
27. ホワイト夫人に事なし / ジュリアン・ブリーム (リュート)
Mrs. White's Nothing - Julian Bream: Lute
Disc Three
モーリス・ラヴェル / Maurice Ravel (1875-1937)
1. ハイドンの名によるメヌエット / マルセル・メイエ (ピアノ)
Menuet Sur Le Nom De Haydn - Marcelle Meyer: Piano
2. 3. 4. 5. クープランの墓 (プレリュード/フォルラーヌ/メヌエット/リゴドン) /
エルネスト・アンセルメ&スイス・ロマンド管弦楽団
Le Tombeau De Couperin (1914-1917) - Ansermet / Orchestre De La Suisse Romande
クロード・ドビュッシー / Claude Debussy (1862-1918)
6. 7. 8. フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ / メロス・アンサンブル
Sonata For Flute, Viola And Harp - Melos Ensemble
イーゴリ・ストラヴィンスキー / Igor Stravinsky (1882-1971)
9. - 23. アゴン / ハンス・ロスバウト&南西ドイツ放送交響楽団
Agon (Contest) - Ballet For Twelve Dancers - Rosbaud / South West German Radio Symphony Orchestra
アルノルト・シェーンベルク / Arnold Schoenberg (1874-1951)
24. 3つのピアノ小品 / グレン・グールド (ピアノ)
No.1, Massig, From Three Piano Pieces Op. 11 (1909) -Glenn Gould: Piano
ハンフリー・サール / Humphrey Searle (1915-1982)
25. 26. 交響曲第1番 Op. 23 / エイドリアン・ボールト &ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
Two Movements From Symphony No. 1, Op. 23 (1953) - Boult / London Philharmonic Orchestra
ジョン・ダウランド / John Dowland (1563-1626)
27. ファンシー「はかなき望み」 / ジュリアン・ブリーム (リュート)
Forlorn Hope Fancy - Julian Bream: Lute
Disc Four
チャールズ・アイヴズ / Charles Ives (1874-1954)
1. ピアノ・ソナタ No. 2 / アロイス・コンタルスキー (ピアノ)
Piano Sonata No. 2 "Concord, Mass.,1840-1860" (1909-15) IV. Thoreau - Aloys Kontarsky: Piano
アントン・ヴェーベルン / Anton Webern (1883-1945)
2. 3. 交響曲Op.21 / ロバート・クラフト&スタジオ・オーケストラ
Symphony Op. 21 (1927-28) - Craft / Studio Orchestra
ピエール・ブーレーズ / Pierre Boulez (1925-2016)
4. ル・マルトー・サン・メートルより「怒る職人」の前奏 / ロバート・クラフト
Le Marteau Sans Maitre: No. 1, Avant L'artisanat Furieux (1953-55) - Craft
ルイジ・ノーノ / Luigi Nono (1924-1990)
5. ポリフォニカ - モノディ - リトミカ / ブルーノ・マデルナ&イギリス室内管弦楽団
Polifonica-Monodia-Ritmica For Ensemble (1951) - Maderna / English Chamber Orchestra
ジョン・ケージ / John Cage (1912-1992)
6. - 9. アモーレス / ジョン・ケージ (ピアノ)
Amores For Prepared Piano And Percussion (1943) - John Cage: Piano
ピエール・アンリ / Pierre Henry (1927-2017)
10. オルフェのヴェイル / ピエール・アンリ
Le Voile D'orphee I (Version Integrale) (1951-53) - Pierre Henry
オリヴィエ・メシアン / Olivier Messiaen (1908-1992)
11. 聖餐式 / オリヴィエ・メシアン (オルガン)
Le Banquet Celeste (1928) - Olivier Messiaen: Organ
ビル・エヴァンス・トリオ / Bill Evans Trio
12. リ・パーソン・アイ・ニュー / ビル・エヴァンス・トリオ
Re: Person I Knew - Bill Evans Trio