イングヴェイ・マルムスティーン(Yngwie Malmsteen)は7月に新しいスタジオ・アルバム『Parabellum』をリリースすることを、出演したSiriusXMのラジオ番組『Trunk Nation With Eddie Trunk』の中で明らかにしています(BLABBERMOUTH.NETがインタビューをテキスト化)。
新型コロナウイルスが世界的に流行している時期に、新しいスタジオ・アルバムをどのようにして制作したのかについてイングヴェイは次のように語っています。
「ここ数年、少なくとも10年、15年くらいは、レコードを作っていたが、ツアーに出て、スタジオに1週間くらい入って、それから、またツアーに出るという感じだった。これは悪いことではなく、実際にはとても良いことなんだ。でも、ここまで集中したのは『Trilogy』以来だと思う。レコーディングだけでなく、ソングライティングもそうだ。曲を書くプロセス、アレンジ、すべてにおいて。その方向に完全に夢中になった。みんな俺のことをクラシカルなことで知っているが、これはまさにそれだ。みんなの反応を見てみたいと思うが、俺は少し離れてから、つい先日聴いた。かなり過激だ。これまで以上に速くなり、あらゆるものがある...」
「とても楽しんでいるよ。作り方が少し違うのだと思う。作曲や録音、アレンジなどに非常に長い時間をかけて没頭していたので、最終的には少し違うものになるのではないかと思う。でも、誰もがそれが誰の作品なのか分かるだろう。ブルースのようなものはない、もちろん俺は大好きだけどね。でも、これはみんなが知っているマルムスティーン風のクラシカルなものだけど、これまでよりも少しだけ過激になっているかもしれない(笑)」
またイングウェイは新作でもリード・ヴォーカルを担当していると言います。
「もっとメロディックなものを歌っているよ。ハーモニーとかそういうのが多いんだ。バラードもある。これには満足している。ほとんどがインストゥルメンタルで、ヴォーカルが入っているのは4曲だけだ。でも、このアルバムは...何と比較していいのかわからないけど、かなり過激なんだ。ダブルベースのドラムと速いクラシカルの曲がずっと続くんだ。かなりばかげている」