HOME > ニュース >

Pitchfork 過去の重要なアルバムを掘り下げる「The Sunday Review」でYMO『BGM』をレビュー

2021/03/07 23:49掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
YMO / BGM
YMO / BGM
米国の音楽サイトPitchforkは毎週日曜日に過去の重要なアルバムを掘り下げる「The Sunday Review」を行っています。3月7日はYMOの『BGM』(1981年)。レビューの点数は9.2点。

以下はレビューの最初の部分

「今日は、日本のバンドの技術的にも優れた、とてつもなく高価な1981年のアルバムを紹介します。40年分のエレクトロニック・プロダクションの歴史を垣間見ることができるレコードです。

“BGM”とは“バックグラウンドミュージック”の略です。これは、Yellow Magic Orchestraの細野晴臣の80年代の至福のアンビエント作品を想起させるもので、流行のアパレルショップから流れたり、テレビの台詞の下で静かにループするような牧歌的な音楽のようなものです。そのため、YMOが派手で未来的な4枚目のアルバムにこの言葉を再利用したのは、皮肉以上の意味を持っていた。BGMは、この画期的なトリオのテクノ・ポップのテクノという側面に焦点を当て、メンバーそれぞれの個性をエレクトロニックミュージック史に残るモニュメントに注ぎ込み、そのすべてを最先端のレコーディング・ギアで捉えている。40年が経過した今、このアルバムは、シンセポップやIDMからヒップホップ、さらにはその先のものまで、ありとあらゆるシンセティック・ミュージックの基礎となっている」

全文は以下のURLのページでご覧になれます。
https://pitchfork.com/reviews/albums/yellow-magic-orchestra-bgm/