Tom Morello (photo by Amy Harris), Ozzy Osbourne (David Brendan Hall), Slash (Antonio Marino Jr.)
ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N' Roses)の
スラッシュ(Slash)と
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)の
トム・モレロ(Tom Morello)は、
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)のコンサートに参加した時、知らず知らずのうちにステージ上で焼かれそうになったことがあったという。トム・モレロが米ラジオ番組『The Howard Stern Show』のインタビューの中で語っています。
スラッシュとモレロは2015年に<Voodoo Music Experience>のヘッドライナーを務めた“オジー&フレンズ”のパフォーマンスに参加しています。
2人は「Paranoid」と「Iron Man」の演奏を担当することになっていました。「Paranoid」を演奏後、2人は次のプレイ時間を待つためにバックステージに移動します。
「Paranoid」は「Mama I'm Coming Home」に続くアンコールの一部としてセットリストに書かれていましたが、オジーが“オジー&フレンズ”でソロ曲を演奏することはほとんどないため、スラッシュとモレロはアンコールが始まる前にステージに立つように指示されます。
2人が準備を整えてステージに立つと、オジーが次の曲は「Mama I'm Coming Home」だと言います。2人は状況が変わったのだと理解し、すぐに退き、ステージの後ろの場所で時間になるまで待ったそうです。しかし、話はそこで終わりません。
モレロはすぐに「スタッフがステージの脇で激しく身振りをしている」ことに気が付きます。「(演奏音が)とてもうるさいので彼の声は聞こえないし、俺たちは“何だよ!”って感じだった。彼は何かの理由でステージを横切ってはいけないと言われてたのかもしれないが、でも彼は明らかに重要なメッセージを俺らに伝えようとしていた」
そのスタッフはとうとう我慢できずにステージを猛ダッシュで横切り、モレロに駆け寄って「パイロ(火)の上に座っている」と言います。2人は文字通りホットシートに座っていました。モレロは「次に俺とスラッシュが火の上に座っている時は、すぐに来て教えてくれないか?と思った」と話しています。
以下は当日の「Iron Man」のパフォーマンス映像