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デイヴ・グロール、ニルヴァーナ後にフー・ファイターズとして活動を始めたのはポリスのスチュワート・コープランドからの影響

2021/02/12 15:24掲載
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Dave Grohl & Stewart Copeland
Dave Grohl & Stewart Copeland
デイヴ・グロール(Dave Grohl)は、ニルヴァーナ(Nirvana)後にソロ名義ではなくフー・ファイターズ(Foo Fighters)として活動を始めたのは、ポリス(The Police)スチュワート・コープランド(Stewart Copeland)からの影響があったことを、米ラジオ番組『The Howard Stern Show』の中で語っています。

フー・ファイターズは最近、<ロックの殿堂>2021年度ノミネート・アーティストに選ばれています。

この名誉を誰に伝えるかの質問に対し、デイヴは

「このバンドは俺が作ったデモテープから始まったんだ。... 5日間スタジオに入り、全ての楽器を演奏し、13〜14曲を録音した。ただ楽しむために。カセットを作って、それを“フー・ファイターズ” と呼んだのは、自分だとみんなに知られたくなかったからだ。誰かにカセットを渡して、バンドだと思っていたら、それが一人で、俺だったと知った時には驚くだろうなと思ったんだ。ニルヴァーナから出て“ソロ・プロジェクトを始めたぞ!”とは言いたくなかった。だからフー・ファイターズと名づけたんだ」

と話しています。彼は子供の頃の経験を思い出してこのアプローチを思いついたという。

「若い頃、クラーク・ケントというアーティストのレコードを誰かにもらったんだ」

「それはちょっと奇妙なフリンジのようなものだった。...ポリスによく似ていた。実際にはポリスのドラマーであるスチュワート・コープランドだったからね。彼はクラーク・ケントという名前でこのレコードを作ったんだ。彼はレコードに自分の名前を出さなかったんだ。最初にレコードを手にした時、“クラーク・ケントって誰?これはちょっとすごい!”って思ったんだ。すると誰かが“スチュワート・コープランドだ!”って言ってくれたんだ」

「それが俺にインスピレーションを与えたものだ。スチュワートはバンドを紹介するのに最適な男だと思う。もしスチュワートなら、彼は最高なスピーチしてくれるはずだよ」

と述べ、ロックの殿堂入りを果たした時、バンドを紹介するのはスチュワート・コープランドが理想的な人物であることを示唆しています。ただし、デイヴのアイデアは「非公式」なものであり、番組の司会者が他バンド・メンバーに何か代替案はないかと尋ねると、ギタリストのパット・スメアは「デイヴのお母さん」を提案。デイヴは「聞いてみるよ。...パットの言う通りだ!」と答えています