それは難しいね。僕が最も演奏を楽しんでいる曲のいくつかは、必ずしも僕の曲ではなかった。「Long Train Runnin'」を演奏するのが好きだった。すべてのショーのハイライトだった。トムが出演していない時は交代で歌っていたよ。観客が生き生きとしてくる瞬間だ。もう一つのセレクトの「Taking It to the Streets」は、自分がバンドの一員だと感じ、本物のブラザーになるための貢献ができた瞬間だから。
「Minute by Minute」を歌うのはいつも楽しくて、特にハーモニーが好きなんだ。僕たちは自分たちのヴォーカルの才能をすべて使うような曲を作った。たくさんの曲でやったけど「Minute by Minute」が一番楽しかった。
●キーボーディストのための最もオタクな曲 「What a Fool Believes」
「What a Fool Believes」だと思う。あれは、ロックとブルースのハーモニックな実験のピークを迎えた曲の一つだったんだ。バンドとして、僕らはいつもそういうことをすることで知られていたんだ。コードや複雑なコード進行、カウンター・リズム、キーの変化などを実験していたんだ。それが楽しくて、しばらくの間は少し夢中になっていたかもしれない(笑)。
●ドゥービー・ブラザーズの一員として受けた最も意味のある褒め言葉
エドウィン・スターは僕たちがロンドンにいる間にバンドを見に来てくれて、必ずバックステージに来てファンだと言ってくれたんだ。彼は僕が尊敬する最初のモータウン・アーティストの一人で、特に1966年のシングル「Stop Her On Sight (S.O.S.) 」は僕にとってとても重要な意味を持っていた。あの曲は僕のR&B音楽への愛の基礎となった。だから最高の気分だったよ。
●ドゥービー・ブラザーズの最もクールなカヴァー・ポーズ
「Minute by Minute」、いい写真だね。ステージから降りてきたばかりだったので、汗びっしょりなのがバレバレだね。(笑) 。あの場で写真を撮るのは変だと思ったし、うまくいくとは思っていなかったけど、それは間違いだった。