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【米国】音楽会場とライヴイベント業界、ワクチン接種を支援するために会場とスタッフを提供する考えを表明

2021/01/27 14:23掲載
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concert hall
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全米インディペンデント会場協会(NIVA)は、ライヴイベント・プロデューサーやLive Nationなどを含む他の業界団体と提携し、新型コロナウイルスのワクチン接種プロセスを支援するために、会場とスタッフを提供する考えを表明。ジョー・バイデン大統領宛てに公開書簡を公開しています。

NIVAの代表で、First Avenue Productionsのオーナー兼CEOであるDayna Frankは、

「パンデミックの影響で約1年前に業界が閉鎖されて以来、私たちの建物や同僚は一時停止し、利用されず、苦戦を強いられています。このワクチンは、新型コロナウイルスから脱する最高のチャンスであり、イベントを主催し、群衆を管理してきた私たちの経験は、ワクチン接種の取り組みを支援し、この国を回復への道へと導くために最も準備が整った最も適格な業界であるという唯一無二の立場になりました」

と述べています。

公開書簡には、

「イベント会場は、理想的な地域のワクチン接種場所です。ほとんどの都市、郊外、地方のコミュニティにあり、多くの場合、交通機関の近くにあり、駐車場へのアクセスが容易です。私たちの屋内は、明るい照明と空の標準的な冷蔵システムを備えています。私たちのビジネスの性質上、私たちの建物と従業員は、お客様の行列や群集管理に慣れています。ライヴイベントは、大勢の人たちを迅速かつ組織化された方法で管理し、コントロールするために最も準備され、最も装備され、最も経験豊富なアメリカの産業の一つです。人々を公共の場に迅速かつ安全に移動させることは、私たちの業界の基盤となっています。さらに、チケットシステムを使用した事前通知、時間指定入場、群集管理などに精通しているため、ワクチン接種前や接種中の患者体験、ならびにオンサイト管理を大幅に向上させることができます。ライヴイベント業界には、ワクチン接種会場を構築するために必要な機器やインフラを所有する数千の企業があります」

などと書かれています