HOME > ニュース >

ジャズ・ピアニストのジュニア・マンスが死去

2021/01/25 11:16掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Junior Mance
Junior Mance
ディジー・ガレスピー(Dizzy Gillespie)キャノンボール・アダレイ(Cannonball Adderley)ダイナ・ワシントン(Dinah Washington)をはじめ、数多くの偉大なミュージシャンと共演したジャズ・ピアニストのジュニア・マンス(Junior Mance)が死去。ワシントン・ポスト紙とニューヨーク・タイムズ紙によると、1月17日にマンハッタンの自宅で亡くなっています。彼の妻は、先月の転倒で脳出血を起こしたとタイムズ紙に語っています。彼はアルツハイマー病を患っていました。92歳でした。

ジュニア・マンスは1928年イリノイ州生まれ。ピアニストの父を持つ。10歳でプロとしての活動を開始し、シカゴの大学で正式な音楽教育を受け、同地での演奏活動で注目を浴びる。50年代にはダイナ・ワシントンやキャノンボール・アダレイ・クインテット、ディジー・ガレスピー・グループとともに活動。60年代に入り、ディジー・ガレスピーのグループで一緒だったメンバーとピアノ・トリオを結成。このメンバーで制作された『Junior』はピアノ・トリオの傑作とされている。50年代から現在までに膨大な数のアルバムを残した。