デイヴ・ブルーベック・カルテットのべーシスト　ユージーン・ライトが死去

1950年代後半から60年代後半までの10年間、デイヴ・ブルーベック・カルテット（Dave Brubeck Quartet）の最も人気が高く多作だった時代に、機敏で堅実なベース演奏でカルテットを支えたジャズ・べーシストのユージーン・ライト（Eugene Wright）が12月30日、ロサンゼルスで死去。デイヴ・ブルーベック・エステートがSNSで発表。ライトは97歳でした。

We are deeply saddened to learn of the passing of bassist Eugene Wright yesterday at the age of 97.

Gene was the last surviving member of the “Classic” Dave Brubeck Quartet, and remained a good friend and honorary Uncle to the Brubeck family to the end. (1/7) pic.twitter.com/hmbQvWcKvI

— Dave Brubeck (@TheDaveBrubeck) December 31, 2020

ユージーン・ライトは米イリノイ州シカゴ生まれ。本名はユージン・ジョセフ・ライト（Eugene Joseph Wright）。デイヴ・ブルーベック・カルテットのほか、サックス奏者のジーン・アモンズやソニー・スティットから、ピアニストのエロル・ガーナー、モンティ・アレキサンダー、ヴィンス・ガラルディまで、著名なバンドリーダーたちとも一緒に仕事をした。