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映画『ブレイクダンス』のオゾーン役 俳優/ダンサー/振付師アドルフォ・“シャバドゥー”・キノーネス死去

2020/12/31 13:41掲載
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Adolfo “Shabba Doo” Quiñones
Adolfo “Shabba Doo” Quiñones
世界中でブレイクダンスブームを巻き起こした映画『ブレイクダンス(Breakin')』とその続編『ブレイクダンス2 ブーガルビートでT.K.O!』で主人公のひとり、オゾーンを演じた、俳優/ダンサー/振付師のアドルフォ・“シャバドゥー”・キノーネス(Adolfo “Shabba Doo” Quiñones)が12月30日、ロサンゼルスで死去。彼の広報担当が発表。死因については「まだ未確定」と広報担当は言っています。キノーネスは65歳でした。

アドルフォ・“シャバドゥー”・キノーネスは米イリノイ州シカゴ生まれ。有名なストリートダンスグループThe Lockersの創設メンバー。1975年の『サタデー・ナイト・ライブ』にフレッド・ベリーやトニ・バジルなどのメンバーと共に出演した。

その後、彼はソウル・トレイン・ギャングのメンバーとしてテレビに出演したり、ブロードウェイの『Bette! Divine Madness』にも出演した。

キノーネスは1987年にマドンナと一緒にツアーし、彼女のいくつかのビデオで振付師を務める。彼はまた、ライオネル・リッチーやルーサー・ヴァンドロスと一緒に仕事をした。2006年アカデミー賞ではスリー・6・マフィアのパフォーマンスの振り付けを担当。その夜、スリー・6・マフィアは「It's Hard Out Here for a Pimp」でアフリカ系アメリカングループとして初めてアカデミー賞を受賞した。