アルト・リードは1948年デトロイト生まれ。本名はトーマス・ニール・カートメル(Thomas Neal Cartmell)。1971年にボブ・シーガーと演奏を始め、3年後の1974年にザ・シルヴァー・ブレット・バンドに加入。彼は、アルバム『Back in '72』の「Turn the Page」や、アルバム『Stranger in Town』の「Old Time Rock and Roll」でのサックス・ソロで広く知られており、「Old Time Rock and Roll」は1983年の映画『卒業白書』の象徴的シーンで使われている。
彼は1997年にソロ・アルバム『Cool Breeze』を発表し、2009年の『Tonight We Ride』ではシンガーソングライターのスティーブ・ディッキンソンと共同でレコーディングに参加している。リードはまた、俳優ジェフ・ダニエルズが脚本、監督、主演を務めた2本の映画『Escanaba in Da Moonlight』と『Super Sucker』の音楽を担当した