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ボブ・シーガーの長年のサックス奏者、アルト・リードが死去

2020/12/31 10:37掲載
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Alto Reed
Alto Reed
ボブ・シーガー&ザ・シルヴァー・ブレット・バンド(Bob Seger & The Silver Bullet Band)の長年のサックス奏者であるアルト・リード(Alto Reed)が12月30日に死去。ボブ・シーガー(Bob Seger)のSNSで発表。「アルトは今朝、結腸癌との勇敢な戦いの末、家族に囲まれて自宅で亡くなりました」と伝えています。彼は72歳でした。

アルト・リードは1948年デトロイト生まれ。本名はトーマス・ニール・カートメル(Thomas Neal Cartmell)。1971年にボブ・シーガーと演奏を始め、3年後の1974年にザ・シルヴァー・ブレット・バンドに加入。彼は、アルバム『Back in '72』の「Turn the Page」や、アルバム『Stranger in Town』の「Old Time Rock and Roll」でのサックス・ソロで広く知られており、「Old Time Rock and Roll」は1983年の映画『卒業白書』の象徴的シーンで使われている。

リードはまた、グランド・ファンク・レイルロード、スティーヴン・タイラー、アリス・クーパー、リトル・フィート、テッド・ニュージェントなどとも共演した。

彼は1997年にソロ・アルバム『Cool Breeze』を発表し、2009年の『Tonight We Ride』ではシンガーソングライターのスティーブ・ディッキンソンと共同でレコーディングに参加している。リードはまた、俳優ジェフ・ダニエルズが脚本、監督、主演を務めた2本の映画『Escanaba in Da Moonlight』と『Super Sucker』の音楽を担当した