パティ・スミス(Patti Smith)は、英国が2021年を迎える直前に、新型コロナウイルスで亡くなった医療従事者と国民保健サービス(NHS)に敬意を表したパフォーマンスを公開します。このパフォーマンスは、ロンドンのピカデリーサーカスの野外スクリーンにて放送され、またYouTubeでも無料配信されます。
これは、デジタルアーティストのジョセフ・オコナーがキュレーションを担当した、アート、音楽、詩などを組み合わせたヴァーチャル・パフォーマンスの一環として行われます。
スミスは今回、「Peaceable Kingdom」のリワーク・ヴァージョンを披露する予定。9.11の後に書かれたこの曲は、大惨事に直面した時の慰めと希望の曲であり、この曲を演奏することで、スミスは新型コロナウイルスで亡くなった100人の医療従事者と国民保健サービス(NHS)を追悼します。「私たちの世界を再建するために一生懸命働いている人々を失うのはとても悲しいことです」と英ガーディアン紙に語っています。
また1月に18歳になる環境保護運動家のグレタ・トゥーンベリに捧げる新しい詩も朗読されます。
配信は日本時間2021年1月1日(金)午前8時45分から