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ジョン・ケージ/ザ・ストゥージズらと共演、ピアニスト/作曲家の “ブルー”ジーン・ティラニー死去

2020/12/24 10:42掲載
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“Blue” Gene Tyranny
“Blue” Gene Tyranny
ジョン・ケージ、ザ・ストゥージズ、ピーター・ゴードン、ロバート・アシュリーらとの共演でも知られ、グラミー賞にもノミネートされた、ピアニストで作曲家の “ブルー”ジーン・ティラニー(“Blue” Gene Tyranny)が死去。ニューヨーク・タイムズやPitchforkが亡くなったことを確認しています。またレコードレーベルUnseen Worldsも訃報を発表しています。報道によると、ティラニーは12月12日、糖尿病の合併症のためニューヨークのホスピスケアで亡くなっています。彼は75歳でした。

“ブルー”ジーン・ティラニーは1945年に米テキサス州サンアントニオ生まれ。高校時代に現代音楽のコンサートをキュレーションし、ジョン・ケージやチャールズ・アイヴズなどの前衛的な作曲家の作品を演奏した。ジュリアード音楽院の演奏専攻オーディションに招かれたが、彼は作曲に興味があったため、この名門校で学位を取ることはなかった。

1960年代半ば、ティラニーはイギー・ポップとプライム・ムーバーズ・ブルース・バンドで共演。数年後、イギー&ザ・ストゥージズが『Raw Power』をリリースした際、ティラニーはバンドのツアーに参加した。

さまざまアーティストとコラボレーションしたティラニーの最も有名なパートナーシップは作曲家ロバート・アシュリーとのものだった。2人は何年にもわたって一緒に仕事をし、1979年の『Just for the Record』や、アシュレイのオペラ『Perfect Lives (Private Parts)』、『Dust』、『Celestial Excursions』などの作品を手がけた。