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ザ・キンクスのデイヴ・デイヴィス、作詞家ジェリー・ゴフィンと92年に共作した未発表曲を2021年2月リリース

2020/12/22 14:12掲載(Last Update:2020/12/22 14:13)
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Dave Davies
Dave Davies
ザ・キンクス(The Kinks)デイヴ・デイヴィス(Dave Davies)は、キャロル・キング(Carole King)のコラボレーターとして知られる作詞家のジェリー・ゴフィン(Gerry Goffin)と1992年に共作した未発表曲「21st Century」を2021年2月にリリースする予定です。

これは、デイヴィス自身は米ラジオのABC Audioのインタビューの中で明らかにしたもの。

デイヴィスによると、ゴフィンとは彼がロサンゼルスに住んでいたときに親しい関係にあったという。

デイヴィスは「私たちはよく会って話をした」「ある朝、コーヒーを飲みながら話していた時、彼はボブ・ディランのために曲を書きたいと言っていたので、僕は彼に“ボブは自分ですべての曲を書いていると思う”と話した」と述べています。

デイヴィスはその後、ゴフィンと一緒に曲を作ろうと提案し、彼も同意したという。

「彼はナプキンを取り出して、最初に書いた言葉は“The wind ain’t blowing anymore”(風はもう吹いていない)だった」「ジェリーの好きなディランの曲の一つは“Blowin' in the Wind”(風に吹かれて)だったから、言葉遊びのようなものだったんだ」

デイヴィスは、地球温暖化やその他の差し迫った災害の可能性をほのめかす暗い歌詞が特徴の「21st Century」を書き終えた後、曲のデモを録音したと語っています。しかし、デイヴィスは、一般的に人々はそのネガティブなテーマを受け入れないだろうと指摘して、最終的にこの曲はお蔵入りしています。

デイヴィスによると、彼はすぐにロサンゼルスから離れ、ゴフィンに二度と会うことはなかったという。ゴフィンは2014年に75歳で亡くなっています。

デイヴィスは今夏、この曲をロサンゼルスの倉庫で見つけたという。「この曲を出してみんながどう思うか見てみようと思ったんだ」と話しています。

「21st Century」は2021年2月にデジタルでリリースされる予定で、レコード・ストア・デイにはアナログレコードでのリリースも予定されています