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米議会 新型コロナ追加経済対策で合意 独立系音楽会場/劇場への1兆5500億円の助成金含む

2020/12/21 14:38掲載
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concert hall
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米議会の与野党は、パンデミック期間中に閉鎖されている独立系音楽会場/劇場への資金提供を含む新型コロナウイルス感染拡大に対応する9000億ドル(約93兆円)規模の追加経済対策の策定で合意。

下院議長のナンシー・ペロシと上院議長のチャック・シューマは声明を発表し、9000億ドルの追加対策には「独立系のライヴ会場、映画館、文化施設のための専用資金として150億ドル(約1兆5500億円)」が含まれると述べています。

ファースト・アベニュー・プロダクションのオーナー兼最高経営責任者であり、全米インディペンデント会場協会の理事長でもあるデイナ・フランクは声明で

「議会が全国の閉鎖された独立系会場の声を聞き、新型コロナウイルス感染症救済法案に“Save Our Stages Act”を含めることで私たちに重要な命綱を与えてくれたことに、私たちは興奮しています。この法案がパンデミックの失業支援を提供し、この経済危機の間に自身の落ち度なしに職を失った何百万人もの人々を助けることになることに非常に感謝しています。私たちは、最も必要としている人たちを支援し、音楽が来たるべき世代のために生き続けることを保証するこの法案の迅速な可決を強く求めます」

と発表しています。

関連法案を12月21日に採決する方向で、トランプ大統領の署名を経て成立します。