波乱に満ちたラテンアメリカのロック史50年をたどるドキュメンタリー『魂の解放』　Netflixで配信開始

■『魂の解放: ラテンアメリカのロック史（原題：Break It All: The History of Rock in Latin America）』

●エピソード1. 反抗
リッチー・ヴァレンスの「ラ・バンバ」やビートルズに触発され、ラテンアメリカで芽吹いたロック。独裁や弾圧の歴史の中、独自の色で開花していく。

●エピソード2. 弾圧
1971年、メキシコシティで開催された初のロックの祭典で、あるロックバンドが"力は我々のもの"と絶叫。危機を感じた政府は、ロック弾圧に乗り出す。

●エピソード3. 色鮮やかな音楽
1983年、アルゼンチンの独裁政権が崩壊。1985年、メキシコシティで大地震が発生。混乱を経て、クリエイティブなスペイン語ロックが台頭する。

●エピソード4. 母国語ロック
アルゼンチンのソダ・ステレオが、ラテンバンドとして初めて国境を超えて成功。メキシコのカイファネス、チリのLos Prisionerosが後に続く。

●エピソード5. ラテン共同体
ラテンMTVの放送が始まる。ロックと母国の伝統音楽を融合したメキシコのカフェ・タクーバや、コロンビアのアテルスィオペラードスなどがブレイク。

●エピソード6. 新時代
サパティスタの反乱後、ラテンロック界では社会的不公正への怒りが吹き荒れる。この流れはレゲトンや独自のラップを生み、女性ロッカーの活躍へと続く。

作品ページ（日本語字幕付き予告編映像あり　※PC再生時に表示）：
https://www.netflix.com/jp/title/81006953