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ケルト文化が残るスコットランドのアイラ島を特集 ドキュメンタリー『最果ての島 アイラを往く』BSフジで12月5日放送

2020/11/30 15:16掲載
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BSフジ『最果ての島 アイラを往く 〜自然、人、酒が心ふるわすケルトの地〜』(c)BSフジ
BSフジ『最果ての島 アイラを往く 〜自然、人、酒が心ふるわすケルトの地〜』(c)BSフジ
ケルト文化が残るスコットランドのアイラ島を特集したドキュメンタリー『最果ての島 アイラを往く 〜自然、人、酒が心ふるわすケルトの地〜』がBSフジ/BSフジ4Kで12月5日(土)放送。

■『最果ての島 アイラを往く 〜自然、人、酒が心ふるわすケルトの地〜』
BSフジ/BSフジ4K 2020年12月5日(土) 15:30〜16:55

 ユーラシア大陸の西の果て、スコットランド。この地の民謡は日本人になじみ深い。「蛍の光」「故郷の空」など、その調べは日本人の心をとらえてやまない。今回は、スコットランドの伝統を色濃く残すアイラ島を往く。

 島は、1年を通じ海から強い風が吹きつけ、土地はやせ、米や小麦はできにくい。しかし、このような大地にも人は息づいている。かつてケルトと呼ばれた民族の末裔たち。道路標識には、英語に加えケルト系のゲール語が併記され、失われつつあるケルト文化が残る。

 そして、島の広範囲を覆うのがピート(泥炭)。このピートを使い生み出されたのが、世界で名高いアイラウイスキー。夏の終わり、ツツジ科のヘザーがピートの大地に咲き誇り、赤紫の色鮮やかな花をつけ、やせた土地でも育つ強い植物だ。ピート掘りの職人は、ピートを切り出した後のくぼみにヘザーを敷き詰める。こうすると、ヘザーは枯れ再び大地に還りピートとなる。こうして、島では半永久的にピートをとることができる。長い時間をかけ自然と人間が調和を取りながら共存してきた姿が島にはあった。

 番組では、アイラ島の大自然と絶景を4Kとドローンを駆使し迫力ある映像で描いていく。バグパイプが奏でるスコットランド民謡が大地と人々のぬくもりを感じさせる。

<ナレーター>
杉山裕子

番組ページ:
https://www.bsfuji.tv/saihatenoshima/pub/index.html