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『釣りキチ三平』 漫画家の矢口高雄が死去

2020/11/25 13:41掲載(Last Update:2020/11/25 13:43)
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釣りキチ三平(1) (週刊少年マガジンコミックス) (c)矢口高雄/講談社
釣りキチ三平(1) (週刊少年マガジンコミックス) (c)矢口高雄/講談社
『釣りキチ三平』などで知られる漫画家の矢口高雄が11月20日死去。次女が矢口高雄の公式ツイッターで発表。今年5月に膵臓がんが見つかり、約半年間にわたって闘病生活を送っていたという。81歳でした



矢口高雄は1939年横手市増田町生まれ。高校卒業後、地元銀行に勤務しつつ『月刊漫画ガロ』へ投稿を開始。69年『長持唄考』などが掲載され、70年、銀行を退職し上京。『鮎』や『おとこ道』(原作・梶原一騎)を経て、73年『幻の怪蛇バチヘビ』『釣りキチ三平』が大ヒット。第5回講談社出版文化賞を受賞する。76年には『マタギ』で第5回日本漫画家協会賞大賞受賞した。以後数々の作品を発表。作品の舞台は一貫して東北秋田にこだわり、自然と人間の関わりを描いたものが多かった。主な作品は『釣りキチ三平』『釣りバカたち』『ボクの手塚治虫』『おらが村』『ふるさと』『オーイ!やまびこ』『蛍雪時代』他