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喜多郎の初期アルバム4作品が世界初SACDハイブリッド化 『シルクロード(絲綢之路)』他

2020/11/19 15:22掲載
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TOWER RECORDS presents 喜多郎 SA-CD HYBRID SELECTION
TOWER RECORDS presents 喜多郎 SA-CD HYBRID SELECTION
喜多郎の初期アルバム4作品が世界初SACDハイブリッド化。『天界/アストラル・トリップ』(1978年)、『大地/From The FULL MOON STORY』(1979年)、『シルクロード(絲綢之路)』(1980年)、『シルクロード〜絲綢之路〜Ⅱ』(1980年)の4タイトルで、12月16日にタワーレコード限定で発売されます。

以下インフォメーションより

タワーレコードでは、株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントならびに株式会社 ポニーキャニオンの協力の下、世界的なシンセサイザー奏者/作曲家である喜多郎の初期傑作4作を世界で初めてSACDハイブリット化、12月16日(水)に全国のタワーレコード、TOWERmini、タワーレコード オンライン限定、数量限定にて発売することになりました。

■「TOWER RECORDS presents 喜多郎 SA-CD HYBRID SELECTION」
ラインナップ 2020年12月16日(水)発売
① 天界/アストラル・トリップ(1978)
② 大地/From The FULL MOON STORY(1979)
③ シルクロード(絲綢之路)(1980)
④ シルクロード〜絲綢之路〜Ⅱ(1980)

サウンド・スーパーバイザー:大川正義 (音楽プロデューサー・レコーディングエンジニア)
マスタリング・エンジニア:山﨑和重(ビクタースタジオFLAIRエンジニア)
解説:前島秀国 (サウンド&ヴィジュアル・ライター)

1970年代後半、シンセサイザー・ミュージックが一大ブームとなる中、“マインド・ミュージック”の第1人者としてファースト・アルバム『天界/アストラル・トリップ』でソロ・デビューした喜多郎。1980年、音楽を担当したTVドキュメンタリー『NHK特集 シルクロード -絲綢之路(しちゅうのみち)-』が大ヒット。その後、世界規模の活躍に移行し、1994年、米映画『天と地 (Heaven & Earth)』(監督:オリバー・ストーン)でゴールデングローブ賞作曲賞、さらに2001年にはグラミー賞を受賞。ノミネートでは日本人最多の17回に上ります。

大ヒット『シルクロード -絲綢之路(しちゅうのみち)-』から40年。今回、そんな輝かしい経歴の喜多郎のキャリアの出発点であり大ブレイクとなった初期4作品が高音質の新たなサウンドで完全生産限定盤として蘇ります。

■「TOWER RECORDS presents 喜多郎 SA-CD HYBRID SELECTION」概要
【本リリース最大の特徴】
・タワーレコード・オリジナル企画盤。完全生産限定盤。世界初SACDハイブリッド化
・今回の発売のためにレーベル所有のオリジナル・マスターから新規でマスタリング
・盤印刷面: 緑色コーティング仕様
・サウンドの監修は『シルクロード(絲綢之路)(1980)』『シルクロード〜絲綢之路〜Ⅱ(1980)』のミックスダウンを手掛けた大川正義氏

■使用音源とマスタリング
・①②オリジナル・アナログ・マスターテープから最新リマスタリング。
SACD層では、オリジナル・アナログ・マスターから忠実に変換されたSACDマスター(DSD)を使用。当時のサウンドをよりリアルに再現。
CD層でもオリジナル・アナログ・マスターからDSD変換されたデジタル・データを変換したPCMマスターを使用。
・③④アナログ・カッティング・マスターをデジタル化した96kHz/24bitの基マスターを使用し、最新リマスタリング。WAV音源をD/Aで一度アナログ変換後にマスタリング。A/DでDSD変換してDSD化。

■商品詳細

仕様/価格:SACDハイブリッド仕様 各¥3,500(税抜)
企画/販売 : タワーレコード株式会社
協力:株式会社ステレオサウンド
制作/発売 :①②株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
     :③④株式会社 ポニーキャニオン

●①天界/アストラル・トリップ(1978)

70年代後半、シンセサイザー・ミュージックが話題となる中、その注目のアーティストとして、“マインド・ミュージック”の名のもと、リリースされた喜多郎のファースト・アルバム。富士山麓に広がる神秘的な情景をそのまま音画化したかのような音楽は日本情緒漂うオリエンタリズムに溢れる。色彩感あふれるシンセ・サウンドとアコースティック楽器(ギター、シタール、琵琶、パーカッションetc)の見事なマッチング、そして巧みに引用されるSE(波の音等)、どこかプログレッシヴ・ロックに通じるサウンドスケイプが驚異的。

収録曲:01.BY THE SEA SIDE(海を見つめて)/02.SOUL OF THE SEA(ソウル・オブ・ザ・シー)/03.MICRO COSMOS(小宇宙)/04.BEAT(鼓動)/05.FIRE(炎の舞)/06.MU(無)/07.DAWN OF THE ASTRAL(宇宙の夜明け)/08.ENDLESS DREAMY WORLD (エンドレス・ドリーミー・ワールド)/09.KAISO(回想)/10.ASTRAL TRIP(アストラル・トリップ)

●②大地/From The FULL MOON STORY(1979)

その後大ヒットを記録する『シルクロード-絲綢之路(しちゅうのみち)-』以前の喜多郎の音楽のひとつの姿がここにある。喜多郎にとってセカンド・アルバムとなった本作は前作の模索的な要素を発展させ、独自のサウンド・マジックで魅了する。シンセサイザーとアコースティック楽器はより有機的に融合し、ドラマティックでプログレッシヴ・ロック的な展開を見せる。当時としてはまだ珍しいバリ島の合唱舞踊「ケチャ」やインドの楽器によるエモーショナルな合奏なども聴きどころ。

収録曲:01.KRPA(クリパ)/02.Aurora(オーロラ)/03.HIKARI NO MAI(光の舞)/04.Fuji(富士)/05.FULL MOON(フル・ムーン)/06.RESURRECTION(復活)/07.FROM ASTRAL(フロム・アストラル)/08.HEAVENLY ILLUSION(天の幻影)/09.NEW LIGHTS(ニュー・ライツ)

●③シルクロード(絲綢之路)(1980)

1980年4月から全12回にわたってオンエアされ、ドキュメンタリー番組として異例の20%前後の視聴率を毎回記録し、日本中に一大シルクロード・ブームを巻き起こすことになったNHK特集『シルクロード-絲綢之路(しちゅうのみち)-』。そのオリジナル・サウンドトラック盤として制作され、喜多郎の大ヒット作となった記念碑的なアルバム。有名なシルクロードのテーマ“絲綢之路”のメロディの美しさが心を打つ。ジャケット・デザインは長岡秀星。

収録曲:01.絲綢之路/02.鐘楼/03.天地創造神/04.遥かなる大河/05.長城/06.飛天/07.シルクロード幻想/08.光と影/09.西に向って/10.時の流れ/11.菩薩/12.永遠の路

●④シルクロード〜絲綢之路〜Ⅱ(1980)

シルクロード大ブームの中でリリースされたNHKのドキュメンタリー特集『シルクロード-絲綢之路(しちゅうのみち)-』のオリジナル・サウンドトラック盤第2集。番組の第4回目〜8回目の放送分の音楽を収録。有名なテーマ・メロディは4曲目“絲綢之路〜黒水城の幻想(SILVER MOON)”で現れ、幻想的に広がるシンセ・サウンドが聴く者を包み込むように響きわたる。

収録曲:01.静けさの中で(はるかなるタクラマカン砂漠)/02.流るる砂/03.生命の泉/04.絲綢之路〜黒水城の幻想(SILVER MOON)/05.神秘なる砂の舞(ローラン)/06. 40080年/07.時空間/08.再生(かぎりない塩沢)/09.夜明け/10.天山

詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
https://tower.jp/article/feature_item/2020/11/19/0101