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分割開催された今年のレコードストアデイ 米インディーズストアの8月以降の売上全体の34%を生み出す

2020/11/08 23:16掲載
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RSD DROPS 2020 - 29.8.20, 26.9.20, 24.10.20
RSD DROPS 2020 - 29.8.20, 26.9.20, 24.10.20
今年の<レコード・ストア・デイ>は新型コロナウイルスの影響で<RSD DROPS 2020>と題されて3回(8月29日、9月26日、10月24日)に分けて開催されました。Nielsen Music/MRC Dataのデータによると、3日間合わせると、アメリカのインディーズストアでのCDとアナログレコード・アルバムの売上は195万枚に達し、そのうち141万枚がレコード・アルバムの売上です。これらの合計は、7月31日から10月29日までのインディーズストア全体のCDとレコード・アルバムの売上のそれぞれ34%と38%に相当します。

アメリカのインディーズストアにとって<レコード・ストア・デイ>の影響は大きく、7月31日から10月29日までの<RSD DROPS 2020>を含まない10週間だけを見ると、インディーズストアのCDとレコード・アルバムの週平均販売数は378,000枚で、そのうちレコード・アルバムの販売数は231,000枚でした。一方、<RSD DROPS 2020>三週間のCDとレコードの売り上げは週平均649,000枚、レコードは469,000枚でした。

<RSD DROPS 2020>ウィークでは、CDとレコード・アルバムの売上はインディーズ・ストアでは72%増加し、レコード・アルバムの売上は<RSD DROPS 2020>ウィークでは、2倍になり、103%増加しています