「EDP Wasp」や「Oxford OSCar」などを設計した英国のシンセサイザー・デザイナー、クリス・ハゲット(Chris Huggett)が死去。複数の海外メディアによると、癌との闘いの末、10月22日に亡くなっています。
ハゲットは、1977年に英国の小さなシンセサイザーメーカーElectronic Dream Plant(EDP)を共同設立。低価格かつ高性能な小さなモノフォニック・シンセサイザー「EDP Wasp」をデザインし、翌78年に発売され、当時のエレクトロニックミュージシャンの間でカルト的な人気となった。
1982年にはOxford Synthesizer Company(OSC)を設立。1983年にモノフォニック・アナログ・シンセサイザー「OSCar」を発売。こちらも人気となった。
その後もさまざま名機を生み出し続けた。