キング・クリムゾン(King Crimson)での活躍でも知られるミュージシャン/ソングライターの
ゴードン・ハスケル(Gordon Haskell)が死去。ハスケルのFacebookページで発表。死因などの詳細は明らかにされていません。74歳でした。
ゴードン・ハスケルは1946年イギリス・ドーセット州生まれ。キング・クリムゾンのロバート・フリップとは学校時代の友人。1960年代半ば、フリップらとザ・リーグ・オブ・ジェントルメン(The League of Gentlemen/80年代のフリップ参加バンドとは別もの)で活動した。その後、ハスケルはイギリスのバンド、フルール・ド・リス (The Fleur de Lys)のベーシストとして知られるようになる。
1970年春、キング・クリムゾンの2ndアルバム『In The Wake Of Poseidon(邦題:ポセイドンのめざめ)』の収録曲「Cadence And Cascade」にヴォーカルでセッション参加。その後、キング・クリムゾンにベース兼ヴォーカルで正式加入。1970年夏、3rdアルバム『Lizard』に参加。レコーディング終了後に行われたライヴ・リハーサル中に脱退した。
キング・クリムゾンを去った後もソロ・ミュージシャンとして音楽活動を続け、2001年には「How Wonderful You Are」のヒット曲で世界的な知名度を獲得し、プラチナ・セールスを記録したアルバム『Harry's Bar』などを発表した