HOME > ニュース >

書籍『歌と映像で読み解くブラック・ライヴズ・マター』発売

2020/10/16 17:15掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
歌と映像で読み解くブラック・ライヴズ・マター
歌と映像で読み解くブラック・ライヴズ・マター
書籍『歌と映像で読み解くブラック・ライヴズ・マター』がシンコーミュージックから11月26日発売。最新情報をもとに「ブラック・ライヴズ・マター」を理解するために、音楽や映像などカルチャーの側面からこれらの事象を掘り下げた一冊。著者はブラック・ミュージック評論の第一人者、藤田正。
■『歌と映像で読み解くブラック・ライヴズ・マター』
藤田正 著/A5版/272頁/本体価格2,000円+税/11月26日発売
ISBN:978-4-401-64966-2

<内容>

音楽や映像などカルチャーの側面から説き起こす現代アメリカの真実

コブシ・突き上げ、黒い肌は・怒る! 
ブラック・ライヴズ・マター運動はアメリカ崩壊の兆しか?

ビリー・ホリデイ、ジェームズ・ブラウン、スパイク・リー、エイヴァ・デュヴァネイ、アイス・キューブ、ビヨンセらの歌と映像から説き起こす現代アメリカの真実!

2020年5月にアメリカ・ミネソタ州で発生した、警察官による黒人男性殺害事件をきっかけに、世界中へと抗議運動「ブラック・ライヴズ・マター」が広まった。アメリカにおける黒人の苦難と闘いの歴史は、音楽や映画、アートなどさまざまなカルチャーに表現されている。最新情報をもとに、今や世界共通の闘いの旗印となった「ブラック・ライヴズ・マター」を理解するために、音楽や映像などカルチャーの側面からこれらの事象を掘り下げた一冊。著者はブラック・ミュージック評論の第一人者、藤田正。音楽〜映像作品との連携を軸に、運動の本質をわかりやすくまとめた決定版。

内容 ●第1章「奇妙な果実」──ブラック・ライヴズ・マター前史 ●第2章ブラック&プライド 公民権運動の1960年代 ●第3章「白人」たちの主張──KKK団の思想は今も ●第4章発言! 「彼」「彼女」は何に怒っているのか? ●第5章1619・ヴァージニアの記憶。黒人は忘れない! ●第6章 ビヨンセ! クイーン・オヴ・ブラックの未来 ●おわりに : だれが<黒人>なのか? ●関連年表

<著者について>
藤田正( ふじた・ただし)
音楽評論家、音楽プロデューサー。『ミュージック・マガジン』編集部員、『Bad News』の編集長を経て、現在はフリーランス。著作・監修に『ブルースの百年』『モダン・ジャズ革命』『竹田の子守唄 名曲に隠された真実』『ボブ・マーリー よみがえるレゲエ・レジェンド』『沖縄 島唄紀行』ほか。音楽制作者としては沖縄島唄、ブルースやレゲエ〜サルサなど多数手掛ける。1993年、日本で唯一の「MALCOLM X展」を企画監修(渋谷&心斎橋PARCO)