英国の音楽ビジネスで働くミュージシャンを代表する組織「音楽家ユニオン(Musicians' Union)」が実施した新しい調査によると、新型コロナウイルスの影響で、34%が音楽業界でのキャリアを捨てることを考えているという。
2020年3月以降、音楽家ユニオンがこのような調査を実施したのは今回が3回目。
新型コロナウイルスの影響を尋ねる最新の調査では、34%が音楽業界でのキャリアを捨てることを考えており、37%が確信を持っていないと回答しています。
また以下も報告しています
47%のミュージシャンが音楽業界以外の仕事を探すことを余儀なくされている。
70%のミュージシャンが通常の仕事の4分の1以上を確保することができていない。
36%のミュージシャンは全く仕事がない。
65%のミュージシャンが財政難に直面している。
10月に政府の所得支援制度が終了した場合、87%のミュージシャンが経済的苦境に直面することになる。
87%のミュージシャンの今年の収入は20,000ポンド未満になる。英国の平均収入29,600ポンドを大きく下回る。
88%のミュージシャンは、パンデミックの間、政府が音楽家を支援するのに十分なことをしてきたとは思っていない。