新しい調査によると、現在ストリーミングサービスでは、1%のアーティストが全体の再生回数の90%を占めているという。
分析会社のAlpha Dataは最近、現在のストリーミングサービスの状況を分析する統計情報を発表。それによると、昨年1年間にストリーミング・プラットフォームで音楽を配信した160万組ほどのアーティストのうち、約1%の16,000組のアーティストの楽曲がリスナーの再生回数の90%を占めているという。
また、アーティストの上位10%(160,000組)が全体の再生回数の99.4%を占めているとも報告しており、これはつまり、残りの約144万組のアーティストが全体の0.6%の再生回数をシェアしていたということになります。
チャートにAlpha Dataを使用している米ローリングストーンは「分析したアーティストのほぼ半数が再生回数は100回未満だった」と説明しています。
Digital Music Newsは以前に、膨大なアーティストの支払い額をもとにSpotifyの現在のロイヤリティ率を計算し、ほとんどのアーティストが1再生あたり、0.003ドル〜0.005ドル(約0.32円〜約0.53円)と報告しています。