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第1回は「ちばてつや」 Eテレ『浦沢直樹の漫勉 neo』10月1日放送スタート

2020/09/14 17:48掲載(Last Update:2020/10/01 08:11)
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NHK『浦沢直樹の漫勉 neo「ちばてつや」』(c)NHK
NHK『浦沢直樹の漫勉 neo「ちばてつや」』(c)NHK
日本を代表する漫画家・浦沢直樹が、漫画家たちの創作の秘密に迫る異色のドキュメンタリー『漫勉』が、タイトルも新たに3年ぶりに再始動。『浦沢直樹の漫勉 neo』はNHK Eテレで10月1日(木)放送スタート。第1回に登場するのは巨匠・ちばてつや。

■『浦沢直樹の漫勉 neo』
NHK Eテレ 10月1日(木)放送スタート!
毎週木曜 午後10:00〜10:49

10月1日「ちばてつや」…描く作品『ひねもすのたり日記』
10月8日「岩本ナオ」…描く作品『マロニエ王国の七人の騎士』
10月15日「すぎむらしんいち」…描く作品『最後の遊覧船』
10月22日「星野之宣」…描く作品『海帝』

【出演】浦沢直樹、(語り)葵わかな

【今後のラインナップ】
「諸星大二郎」、「西 炯子」、「坂本眞一」、「惣領冬実」

・・・・・・・・・・・

<内容>

2014年にスタートして以来、これまでに18人の漫画家が登場し、その都度大きな話題となったシリーズ「漫勉」。ふだんは担当編集者ですら立ち入ることができない漫画家たちの仕事場にカメラが密着し、最新の機材を用いて「マンガ誕生」の瞬間をドキュメント。その貴重な映像をもとに浦沢直樹が同じ漫画家の視点から切り込んでいきます。

今回は総勢8人の多彩な漫画家が登場し、一人ひとり全く違うペン先から生み出される「奇跡」が驚きと感動を巻き起こします。

第1回に登場するのは巨匠・ちばてつやさん。『ユカをよぶ海』『あしたのジョー』『のたり松太郎』など少女マンガから少年マンガ、青年マンガまであらゆるジャンルで活躍してきた国民的作家です。81歳になった今も描き続ける『ひねもすのたり日記』の制作現場に密着し、感動の一コマが生まれる瞬間を目撃します。そして『あしたのジョー』の意外なエピソードも…。どうぞお楽しみに!

●浦沢直樹さんからのコメント

漫画家は日々悪戦苦闘しながら、白い紙の上にペン先で奇跡を起こし続けています。
漫画が好きな方もあまりなじみのない方も、みなさんにぜひ、このペン先が何かを生み出す瞬間をご覧いただき、漫画のおもしろさ、奥深さに触れてみてほしい。
そしてさらに漫画を好きになっていただけたらうれしいです。

〈浦沢直樹プロフィール〉
漫画家。『YAWARA!』『MONSTER』『20世紀少年』『あさドラ!』など多くのヒット作を生み出す。手塚治虫文化賞やメディア芸術祭マンガ部門優秀賞など、受賞歴多数。「漫画が生まれる瞬間」の感動を伝えたいと、「漫勉」を構想。音楽への造詣も深く、今回は新たにエンディングテーマ「漫画描きのバラード」も制作している。

●葵わかなさんからのコメント

「漫勉 neo」のナレーションを務めさせていただけると聞いたときはとてもうれしかったです。
子供のころから、本や漫画が好きで、自分の好きな分野にお仕事として関われることが本当に楽しみでした!
#1を先日録りましたが、浦沢直樹さんも実際にいらっしゃって、自分の声が浦沢さんやチームのみなさんのイメージする番組に合わなかったらどうしよう…と内心、緊張していたのですが、和やかに、そしてやっぱり内容がすてきな番組で、浦沢さんにも直接ご挨拶できて、感動で収録を終えることができました。
これから、この番組を盛り上げる一員として、頑張りたいと思います!

番組ページ:
https://www.nhk.jp/p/manben/ts/7W327R2Y4N/

https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=25380