エド・シーランが13歳の時に制作したレアなデモCD　690万円で落札

エド・シーラン（Ed Sheeran）が13歳の時に制作したレアなデモCDが、オークションにて50,000ポンド（約690万円）で落札されています。

英BBCによると、エドは2005年にプロモーションCD『Spinning Man』を自主リリースしています。このCDはわずか21枚しか存在しないと言われ、そのうち19枚はエド本人が所有しています。

エドは自身の著書『Ed Sheeran:A Visual Journey』の中で、”『Spinning Man』はおそらく20枚くらいあると思うけど、僕はそのうちの19枚を持っている。誰にも手に入れて欲しくないんだ！　曲のほとんどはクレアという女の子についてのものでした。彼女は僕が13歳の時の初恋の人です”と語っています。

オメガ・オークションズによると、このCDはアイルランドの音楽業界で働いていた人物が所有していたもので、2008年から2009年の間にエドから受け取ったという。その人物の家族が今回オークションに出品しています。

オメガ・オークションズによると、CDは14曲入り。〝手書きのタイトルとクレジットがあり、エドの経歴と家族への感謝が込められたインレイカードが付いています」とのこと。

他のCDには「Ed Sheeran Spinning Man」と書かれたステッカーが貼られていますが、売り手が「シーランがなくなった」と言っているので、このCDには貼られていません。

今年初め、シーランの代理人はBBCに〝エドの『Spinning Man』の初期のデモには全てステッカーが貼られていました。ステッカーのないものはすべて偽造されています”と語っていました。

落札者は50,000ポンドを支払うだけでなく、23.34%のオークションハウスプレミアムと付加価値税も支払う必要があります。