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英ジャズ界の巨匠 サックス奏者のピーター・キングが死去

2020/08/25 15:39掲載
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Peter King
Peter King
サイトLondon Jazz Newsなどによると、英ジャズ界の巨匠のひとり、サックス奏者のピーター・キング(Peter King)が8月23日に死去。彼はしばらく病気だったと同サイトは伝えています。80歳でした。

ピーター・キングは、1940年8月11日に英サリーのキングストン・アポン・テムズ生まれ。十代からクラリネットとサクソフォーンを手にして独学で習得。1959年、19歳のとき、ロニー・スコットに起用されて、ロニー・スコッツ・ジャズ・クラブのオープニングで演奏した。同年、彼は『Melody Maker』誌の新人賞 (New Star award) を受賞した。

その後、メイナード・ファーガソン、タビー・ヘイズなどのビッグ・バンドや、レイ・チャールズのヨーロッパ・ツアーのバンドに参加。またフィリー・ジョー・ジョーンズ、ナット・アダレイ、ズート・シムズ、アル・コーン、ジミー・ウィザースプーン、ジョー・ウィリアムス、アニタ・オデイらとも共演した。

ピーターはまた、エヴリシング・バット・ザ・ガール(Everything But the Girl)のデビュー・アルバム『Eden』や、同グループのベン・ワット(Ben Watt)のアルバム『North Marine Drive』にも参加した。

訃報を受け、ベン・ワットは追悼コメントを発表しています