サイトLondon Jazz Newsなどによると、英ジャズ界の巨匠のひとり、サックス奏者の
ピーター・キング(Peter King)が8月23日に死去。彼はしばらく病気だったと同サイトは伝えています。80歳でした。
ピーター・キングは、1940年8月11日に英サリーのキングストン・アポン・テムズ生まれ。十代からクラリネットとサクソフォーンを手にして独学で習得。1959年、19歳のとき、ロニー・スコットに起用されて、ロニー・スコッツ・ジャズ・クラブのオープニングで演奏した。同年、彼は『Melody Maker』誌の新人賞 (New Star award) を受賞した。
その後、メイナード・ファーガソン、タビー・ヘイズなどのビッグ・バンドや、レイ・チャールズのヨーロッパ・ツアーのバンドに参加。またフィリー・ジョー・ジョーンズ、ナット・アダレイ、ズート・シムズ、アル・コーン、ジミー・ウィザースプーン、ジョー・ウィリアムス、アニタ・オデイらとも共演した。
ピーターはまた、
エヴリシング・バット・ザ・ガール(Everything But the Girl)のデビュー・アルバム『Eden』や、同グループの
ベン・ワット(Ben Watt)のアルバム『North Marine Drive』にも参加した。
訃報を受け、ベン・ワットは追悼コメントを発表しています