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追悼特集リトル・リチャード 『ブルース&ソウル・レコーズ 第155号』発売 特別小冊子「わたしのソウル愛聴盤」付き

2020/08/19 19:15掲載
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ブルース&ソウル・レコーズ2020年10月号 No.155
ブルース&ソウル・レコーズ2020年10月号 No.155
『ブルース&ソウル・レコーズ 第155号』の表紙・特集は「追悼特集 リトル・リチャード ─いくつもの壁を壊したロックンロール最凶傑物」。人々に自由のスピリットを植え付けたその偉大な功績を讃える。特別小冊子付録は、ソウル愛好家が選ぶ「わたしのソウル愛聴盤」。8月25日発売



■『ブルース&ソウル・レコーズ2020年10月号 No.155』

<予定内容>

追悼特集 リトル・リチャード ─いくつもの壁を壊したロックンロール最凶傑物

この5月に87歳で亡くなったリトル・リチャード。ロックンロールのオリジネイターとして知られる彼は、ジェイムズ・ブラウン、オーティス・レディングといったR&Bを代表するシンガーや、ボブ・ディランやビートルズを始めとする多くのロック・アーティストに決定的な影響を与えただけでなく、LGBTQ+の先駆者としても多くの人に扉を開いた。人々に自由のスピリットを植え付けたその偉大な功績を讃えたい。

★ [特別寄稿]ROY (THE BAWDIES) ─背中を押したポジティヴな歌声
★ 砂糖菓子とスプートニック ─LGBTQ+が見る、LGBTQ+先駆者のこと [丸屋九兵衛]
★ 時代を制した危険な破壊力リトル・リチャード・ストーリー ─[ワダマコト]
★ スペシャルティ期の全米ヒット19曲解説[小出 斉]
★ リチャードはトリックスター? スペシャルティ作品に隠された意味とは[濱田廣也]
★ レコーディング・ガイド
■RCAヴィクター/ピーコック ■ゴールドナー/マーキュリー/アトランティック ■ヴィー・ジェイ ■モダン ■オーケー/ブランズウィック ■リプリーズ ■1970年代以降[鈴木啓志/濱田廣也]
★リトル・リチャードをもっと知る ビリー・ライト/エスケリータ/ゴスペル界の伝説的シンガーたち/計り知れない影響力[濱田廣也]
★ 世界最高のロックンロール・バンド ジ・アップセッターズ[鈴木啓志]


【その他の主な記事】
● 映画『メイキング・オブ・モータウン』がいよいよ上陸[妹尾みえ] ● [緊急リポート] コロナ禍に直面した全国のソウル・バーはいま[加藤千穂] ● 追悼 ベティ・ライト[高橋 誠]/アルバム・ガイド[新井崇嗣/林剛] ● 追悼 ラッキー・ピータースン[陶守正寛]/アルバム・ガイド[スカンクちかの] ● 注目作をじっくり鑑賞する─「語りたい逸品」コーナー *BOOK 『BROTHER ROBERT』/ロバート・ジョンスン伝説の裏のもうひとつの顔[陶守正寛] *CD『JOHN LEE HOOKER: The Sensation Recordings』/ジョン・リー・フッカーの至宝センセイション録音集現る! [やすだあきよし] *CD 『DAVID KIMBROUGH JR.: Say You Don't Love Me』/北ミシシッピ・ブルースの異才、生前最後の生身の歌[井村 猛] ●[新作アルバム・リヴュー]ドン・ブライアント/メイシオ・パーカー/ジョー・ルイス・ウォーカー 他


【連載】

☆ 永井ホトケ隆 好評連載「Fool's Paradise」第3回
☆ なんてったってインディ・ソウル 蔦木浩一×齋藤雅彦
☆ フード・フォー・リアル・ライフ 〜歌詞から見るブルース&ソウルの世界/中河伸俊
☆ 小出 斉の勝手にライナーノーツ「THE WILD & FRANTIC LITTLE RICHARD」
☆ リアル・ブルース方丈記/日暮泰文 ☆ 鈴木啓志のなるほど! ザ・レーベル VOL.84 「Gay Shel」
☆ ゴスペル・トレイン「TAKE 6」/佐々木秀俊+高橋 誠
☆ BLUES IS MY BUSINESS no.231/吾妻光良
☆ いづみやの曲追い酩酊談/佐々木健一
☆ 原田和典の魂ブチ抜き音楽 ☆ 文聞堂書房〜古書掘りコラム/出田 圭
☆ ICHIのチタリン・サーキット最前線
☆ International Music Stroll〜世界の音楽にぷらりと出会おう/ワダマコト ☆ ニッポンの。国内アーティスト新譜紹介/妹尾みえ
☆ ブルース&ソウルが流れる店/轟美津子
☆ Ain't That Good News 国内ライヴ/イヴェント/来日公演情報ほか ++++++


【特別小冊子付録】「わたしのソウル愛聴盤」

ソウル・ミュージックの魅力とは?と聞かれたら、さて、どう答えましょう。
今号付録小冊子では「歴史的重要盤」という物差しはひとまず脇に置き、ソウル愛好家のみなさんにこう聞くことにしました。
「あなたのソウル愛聴盤を教えてください」。
長年ソウルや黒人音楽を専門として執筆されている方を中心に、ミュージシャン、レコード・ショップや音楽バーの店主、レーベルのA&R等、それぞれにソウルと向き合っている方々に、日頃愛聴しているアルバムを7枚ずつ紹介していただきました。複数の方に選ばれた歴史的名盤もあれば、知る人ぞ知るもの、まだ生まれたばかりのアルバムもあります。約100枚のアルバムからは、選者の皆さんそれぞれの「ソウル観」も見えてきます。
これらの「愛聴盤」が、ソウルの多彩な魅力と多様な楽しみ方を教えてくれることでしょう。

[参加者一覧(五十音順)] ■安藤賀章[Pヴァイン] ■岩間慎一 ■高地 明 ■小渕 晃 ■佐藤 潔[Cafe & Bar SUPER GOOD] ■柴崎祐二 ■鈴木啓志 ■田中伊佐資 ■蔦木浩一[ディスクユニオン] ■中田 亮[オーサカ=モノレール] ■林 剛 ■原田和典 ■日向一輝 ■平野孝則[ブーツィーズ・レコード] ■濱田廣也[ブルース&ソウル・レコーズ]