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片腕のドラマーによるスリップノット「Duality」のドラム・カヴァー映像が話題に

2020/08/16 19:43掲載
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One-Armed Drummer Plays
One-Armed Drummer Plays "Duality" by Slipknot
片腕のドラマーによるスリップノット(Slipknot)「Duality」のドラム・カヴァー映像が話題に。

演奏を披露しているジャック・トーマスは5年ほど前、17歳の時に仕事中のベルトコンベア事故で右腕の一部を失いましたが、彼はプロのドラマーになるという自身の夢を捨てずに演奏を続けています。

トーマスはビデオの中で

「僕は基本的に人生のすべてをドラム演奏と音楽で過ごしてきた。ベースギターもそうだけど、音楽が僕の全てです。5年ほど前(17歳の時)、職場での悲劇的な事故に巻き込まれ、不幸にも右腕を失ってしまった。しばらくの間、もう二度とドラムを叩くことはできないだろうと思ったよ」

「ベルトコンベアで作業していて、つまずいてしまったんだ」「助けを求めたけど、『ごめんな、君の腕はもうないよ』と言われた。その言葉を聞いた時、人間としてどう反応していいか分からないものです。人間は手足を使って生きていくものです。ドラマーのキャリアは終わったようなものだった。演奏するには全ての手足が必要です。まだ17歳だった」

でも、トーマスは数分後には、自分を決めつけてはいけないと気付き、これは克服すべき新たな挑戦であると説明しています。そして「片手でスリップノットの“Duality”を演奏できるなら、何が言い訳になるんだ?」と話しています