サザンロック・バンド、
モリー・ハチェット(Molly Hatchet)の初期メンバーでギタリストのスティーヴ・ホーランド(Steve Holland)が死去。2005年にホーランドほか元モリー・ハチェットのメンバーたち(Jimmy Farrar、Duane Roland、Bruce Crump)が組んだバンド、ゲイター・カントリー(Gator Country)のFacebookページが訃報を伝えています。ホーランドの死因は明らかにされていませんが、ゲイター・カントリーのFacebookページによると近年は闘病生活を送っていました。
ホーランドは米アラバマ州ドーサン生まれ。8歳の時にギターを弾き始める。70年代初頭にフロリダ州ジャクソンビルに移り住み、地元の楽器店でデイヴ・ハルベックと出会う。1974年には3年前にハルベックが結成したモリー・ハチェットに加入。1978年にアルバム『Molly Hatchet』でデビュー。 トリプル・ギターの6人組編成で、当時のメンバーはダニー・ジョー・ブラウン(vo)、デュアン・ローランド(g)、 デイヴ・ハルベック(g)、スティーヴ・ホーランド(g)、バーナー・トーマス(b)、ブルース・クランプ (ds)。 ツアーはボブ・シーガー、エアロスミス、REOスピードワゴンらと廻り、その力強いパフォーマンスで話題となる。
ホーランドは1984年にバンド脱退するまで、『Flirtin' with Disaster』(1979年)、『Beatin' the Odds』(1980年)、『Take No Prisoners』(1981年)、『No Guts...No Glory』(1983年)のアルバムに参加した。