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米国上院議員、新型コロナで苦境に陥っている独立系の音楽会場を支援するために新たな救済法案を提出

2020/07/24 12:01掲載
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米国の上院議員は、新型コロナウイルスの影響で苦境に陥っている独立系の音楽会場を支援するために新たな救済法案を提出しています。

テキサス州のジョン・コーニン上院議員とミネソタ州のエイミー・クロブチャー上院議員は、「Save Our Stages」と題した新たな救済法案を提出。

プレスリリースによると、「Save Our Stages」法案は6カ月間の財政支援を提供し、“会場を存続させ、従業員に賃金を支払い、全米のコミュニティーにとって重要な経済部門を維持する”ことを支援します。

独立系の音楽&エンターテイメント会場は、新型コロナウイルスの危機の間、最も打撃を受けたビジネスの一つであり、経済の一部が再開し始めたとしても、コロナウイルスは混雑した屋内空間で特に急速に拡散すると考えられているため、会場はしばらくの間閉鎖されたままになる可能性があります。

「Save Our Stages」法案では、救済資金を小規模で独立した会場運営者、プロモーター、人材担当に提供。助成金の額は、2019年以降の事業運営費の45%または1,200万ドルのどちらか少ない方になります。助成金を受け取った人は、新型コロナウイルスのパンデミック期間中に発生した費用を賄うために資金を使うことができるだけでなく、家賃、光熱費、住宅ローン、個人用保護具、メンテナンス、管理費、税金、そして会場が地元や連邦政府によるソーシャルディスタンスに関するガイドラインを満たすための経費に充てることができます。

「Save Our Stages」法案はまた、資金が必要な場合には、将来の「補助金」の可能性を残しています。

クロブチャー上院議員は声明で、

「プリンスが演奏したミネアポリスのファーストアベニューのようなミネソタ州のコンサートホール、劇場、エンターテイメント施設は、地元の音楽、芸術、育成で最高のものを何世代にもわたって生み出してきました」「この法律は、小規模なエンターテイメント施設が、今後何世代にもわたって運営され、地域社会に貢献し続けることを確実にするのに役立つだろう」

と話し、またコーニン上院議員は

「テキサスには、歴史ある世界的な小規模エンターテイメント施設が数多くありますが、その多くは最初に閉鎖を余儀なくされた後も閉鎖されたままになっています。テキサスのダンスホールとライブミュージックを取り巻く文化は、何世代にもわたって形成されてきたものであり、本法案はこれらの施設の扉を再び開き、コロナウイルスのパンデミックを超えてテキサスの人々を育成し、感動させ続けるためのリソースを与えるものです」

と述べています。