Elvis Presley & 1942 Martin D-18 acoustic guitar (Image credit: Gotta Have Rock and Roll)
エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)が、1954年から1956年にかけてメンフィスのサン・スタジオでのレコーディングやステージ上で多く用いた“サン・セッションズ”ギターがオークションへ。彼の象徴的な1942年製マーティンD-18アコースティックギターの最低入札価格は120万ドル(約1億2820万円)。落札予想価格は200万ドル〜300万ドル(約2億1360万円〜約3億2040万円)と発表されています。
プレスリーのマーティンは“サン・セッションズ”ギターと呼ばれることが多く、当時の多くの写真で演奏しているのを見ることができます。
オークションハウスのGotta Have Rock and Rollによると、プレスリーはこのギターをメンフィスのO.K. Houck's Piano Storeで購入。ボディには自分の名前を綴った金属製の文字を装飾しましたが、現在は“ELVI”の文字は残っていますが、“S”はありません。また、プレスリーのハードなかき鳴らしのためにギターには大きな摩耗が見られます。
このD-18は現在、米オハイオ州クリーブランドにある「ロックの殿堂」博物館に展示されており、メトロポリタン美術館で2019年に開催された展覧会<Play It Loud: Instruments of Rock & Roll>でも紹介されています
■Gotta Have Rock and Roll内 D-18ページ;
https://www.gottahaverockandroll.com/Elvis_Presley_Owned_and_Stage_Played_1942_Martin_D-LOT31000.aspx