志村けん - Photo by Masashi Kuwamoto
志村けんは40年前、音楽&カルチャー雑誌『jam』にレコード評を執筆していました。シンコーミュージックのサイトMUSIC LIFE CLUBでは現在、主にブラック・ミュージックのレコード評を隔週金曜公開の連載『志村けんが愛したブラック・ミュージック』として再掲載していますが、新たに『jam』1980年9月号に掲載された志村けんのインタヴューの再掲載が決定。7月10日(金)正午に公開されます。
以下インフォメーションより
先日あまりにも突然にこの世を去ったお笑い界の巨匠、志村けんさん。その急逝を受け、音楽情報サイト MUSIC LIFE CLUBでは追悼企画として、かつて弊社が刊行していた音楽&カルチャー雑誌『jam』で氏が執筆された、主にブラック・ミュージックのレコード評を隔週金曜公開の連載で再掲載しています。
プリンス『愛のペガサス』、マイケル・ジャクソン&ジャクソンズ『トライアンフ』から直近のチャカ・カーン『ノーティ(じゃじゃ馬馴らし)』まで大変ご好評いただいており、数多くのメディアでも取り上げられアクセス数もうなぎのぼり! そこで皆様への謝恩特別企画として、氏が所属したイザワオフィス様のご了解を得て、同誌に掲載されたインタヴューを再掲載いたします。
MLC追悼特別企画 志村けんインタヴュー再掲載『jam』1980年9月号より
公開日時:2020年7月10日(金)正午
https://www.musiclifeclub.com/<以下掲載記事より抜粋>Photo by Masashi Kuwamoto
僕たちの仕事にはテンポっていうものが大切なんだけど、それは音楽から得るところが多いよ。
現在の仕事と音楽が趣味であることの結びつきには?
直接には結びついてないかもしれないけど、自然と舞台の上の会話とかテンポなどにでてきますね。ドリフのメンバーも元バンド・マンだったから、そういう面では、テンポとかリズム感が合いますよ
思い出深い楽曲は?
オーティス・レディングの「セキュリティ」は妙に思い出に残ってる曲ですね。特にソウルに凝り始めたキッカケはオーティス・レディングが最初ですね。まぁ、一時、付き人辞めてスナックをやってたことがあるんですけど、そこのジューク・ボックスの中にその曲が入っていてね。朝、掃除する時から、その曲ばっかり聴いていましたヨ。
ソウルに魅かれるのはどんなところですか?
今もそうですけど、最初はスローな曲が好きだったんですヨ。黒人の、あの叫ぶ声が良くてね。でも一日の雰囲気によって聴き分けています。朝なんてファンキーなのを聴いたり、酒飲む時はスローなのを聴いたりね。