ポール・ウェラー(Paul Weller)は新アルバム『On Sunset』のタイトルにちなみ、世界各地の日没時間にアルバム収録曲の一部を公開するアルバムサンプラー企画をスタートさせています。
この企画では
ホノルル
ポートランド
ニューヨーク
ロンドン
ベルリン
モスクワ
カイロ
バンコク
東京
シドニー
という計10都市の日没時間にあわせて、アルバム収録曲の一部がウェラーの公式サイトで公開されます。
最初はニューヨークで日本時間6月30日午前9時31分
■ポール・ウェラーの公式サイト
https://www.paulweller.com/
アルバムはもともと6月12日発売予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で7月3日に延期されています。
アルバムの日本盤には、日本盤ボーナス・トラック1曲収録+海外デラックス盤ボーナス・トラック5曲収録。リリース元は新たに移籍したPolydor Records。
スタジオ・アルバムのリリースは2018年の『True Meanings』以来。通算15作目。Polydorからリリースされる初のアルバム。
ポール・ウェラーは昨年12月、英Uncut誌のインタビューの中で、新作について「かなりソウルフルで、いくつかのコズミック・エッジがある...とても元気で楽しい。 ポジティブで夏らしいサウンドのレコード」「これまでやってきた中で最高のものだと思う。最初のトラックは‘Mirrorball’と呼ばれていて、昨年から始めました。もともとはボーナストラックか何かにするつもりだったんだけど、終えてから、さまざまな変更を加えて7分くらいになった。それは僕たちを本当に駆り立てた」と話していました。
ウェラーはヴォーカルに加えて、ギター、ベース、シタール、ハモンドオルガン、ピアノ、ローズ・ピアノ、シンセサイザーなど、さまざまな楽器を演奏。彼のレギュラー・バンドであるベン・ゴードリア(Ben Gordelier)、アンディ・クロフツ(Andy Crofts)、
スティーヴ・クラドック(Steve Cradock)に加え、ゲストとして
スレイド(Slade)のジム・リーがバイオリンで、
スタイル・カウンシル(Style Council)の
ミック・タルボット(Mick Talbot)がハモンドオルガンで、
ザ・ストライプス(The Strypes)のジョシュ・マクローリーがギターで、フランスのバンドであるル・シュペールオマール(Le SuperHomard)のジュリー・グロ(Julie Gros)がヴォーカルで、The Stavesがバッキング・ヴォーカルで参加しています。また4曲にはブリストルを拠点にする障がいを持つミュージシャンのみで構成されるオーケストラThe Paraorchestraも参加しています。アルバムには
マッドネス(Madness)のサックス奏者リー・トンプソンが参加した「Walkin’」も収録されます。
アルバムのプロデュースはここ数作に続きジャン・“スタン”・カイバートとポール・ウェラーが担当しています
『On Sunset』は、CD、デラックスCD、アナログレコード、カセットテープが用意されており、デラックスCD版にはボーナストラック3曲が追加収録されます。ポール・ウェラーの公式ショップサイトでは限定カラーヴァイナルのプレオーダーも受け付けています。
以下は以前に公開された映像
「More」のリリックビデオ
「Village」のスタジオ・セッション映像
「Village」のリリックビデオ
「Earth Beat」のリリックビデオ
アルバム・トレーラー映像
■ポール・ウェラーの公式ショップサイト
https://store.universalmusic.com/paulweller/
■『On Sunset』
1. “Mirror Ball”
2. “Baptiste”
3. “Old Father Thyme”
4. “Village”
5. “More”
6. “On Sunset”
7. “Equanimity”
8. “Walkin’ “
9. “Earth Beat”
10. “Rockets”
海外デラックス盤ボーナス・トラック
11 4th Dimension
12 Ploughman
13 I’ll think of Something
14 On Sunset (Orchestral mix)
15 Baptiste (Instrumental Version)
日本盤ボーナス・トラック
16 Failed