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ニルヴァーナ『MTV Unplugged』でカート・コバーンが演奏したギターが6億4200万円で落札

2020/06/21 11:07掲載(Last Update:2020/06/21 12:43)
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Kurt Cobain - Photo by  Frank Micelotta / Getty Image
Kurt Cobain - Photo by Frank Micelotta / Getty Image
カート・コバーン(Kurt Cobain)が亡くなる約半年前の1993年11月18日に撮影されたニルヴァーナ(Nirvana)の『MTV Unplugged in New York』コンサートにてカートが演奏したギターがオークションに出品され、601万ドル(約6億4228万円)で落札されています。これはオークションで落札されたギターの最高額で、これまではピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアが所有したブラック・ストラトキャスターの395万ドルでした。

オークションを主催したジュリアンズ・オークションのウェブサイトによると、競売価格は100万ドル(約1億680万円)からスタートし、ギターは合計7つの入札を受け取りました。最終的に落札したのは、オーストラリアのRODEマイクロフォン(RØDE Microphones)の共同創設者であるピーター・フリードマンでした。

フリードマンは、著名なギャラリーとアートスペースで開催される展覧会の全世界ツアーにこのギターを展示する予定で、すべての収益をパフォーマンス・アートに寄付することを計画しています。

ギターは1959年製マーティンD18-E。今回のオークションには、オリジナルのハード・シェル・ケースを付属。ケースには、カートが貼り付けたというポイズン・アイディアのアルバム『Feel the Darkness』のフライヤーや、アラスカ航空のステッカーなどが貼られています。またケースの内部には、マーティンの弦と3本のピック、そして小さな銀のスプーン、フォーク、ナイフで装飾されたスエードの収納バッグが入っています。

2019年10月には、カートがこのコンサートで着ていた緑色のカーディガンがオークションにかけられ、334,000ドル(約3600万円)で落札されています

以下は今回のオークションの様子を撮影した映像




ピーター・フリードマン CREDIT: Pamela Chelin




(Image credit: Julien's Auctions)