米国の映画系サイトDeadlineやハリウッド・リポーター誌によると、
モーターヘッドの(Motörhead)フロントマン、
レミー・キルミスター(Lemmy Kilmister)の伝記映画『Lemmy』が制作されています。
監督は2010年のドキュメンタリー『Lemmy(邦題:極悪レミー)』を共同監督したグレッグ・オリヴァーが担当。グレッグはメデニ・グリフィスと共に脚本を手掛けています。
この映画は、レミーの人生を追うもので、イギリスで過ごした幼き日々から、
ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)のローディを務めた1960年代、サイケデリック・ロックバンドの
ホークウインド(Hawkwind)での活躍、そしてモーターヘッドまで、レミーの人生を描写します。
この映画はVMI WorldwideのAndre RelisとDamon Laneがプロデュースし、モーターヘッドのマネージャーであるTodd SingermanとSteffan Chiraziがエグゼクティブプロデューサーを務めます。
撮影は2021年初頭に開始される予定です。
監督のグレッグ・オリヴァーはこの作品について
「あなたがレミーについて聞いたすべてはおそらく本当です…彼がロックンロールの決まり文句を受け入れていたからではなく、彼がそれを創っていたからです」
「朝食にはマルボロ・レッドとジャック・ダニエル、夕食にはスピード - すべて真実です。しかし、ロックンロールの鋭い目つきの裏には、コースに留まり、自分を幸せにする音楽を演奏することを決してあきらめない、魅力的で、複雑で、勇猛な男の姿もありました」
「私たちは2013年以来、この伝記映画を慎重に制作してきました。レミー、モーターヘッドのバンドメンバーであるフィル・キャンベルとミッキー・ディー、そしてレミーの人生で重要な役割を果たした他のすべての人々に忠実であり続けます。これは彼らが誇りに思う映画になるでしょう」
とコメントしています。
映画のキャスティングはまだ発表されていません。レミーは、死の数か月前に、伝記映画ではロジャー・ムーアに自分を演じてほしかったと語っていました。