Nuno Bettencourt (Image credit: Neil Lupin/Redferns via Getty Images)
エクストリーム(Extreme) のギタリスト、
ヌーノ・ベッテンコート(Nuno Bettencourt) は15歳だった1982年に、事故で急死した
ランディ・ローズ(Randy Rhoads) の後任ギタリストを探していた
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne) にオーディションテープを送ったことを明らかにしています。
ヌーノは、著名なロックフォトグラファーであるマーク・ワイスの最新本『The Decade That Rocked』を記念して、トム・ハザートとメガデスのデイヴィッド・エレフソンが主催するポッドキャスト番組にマーク、ザック・ワイルドと共にゲスト出演。マークは、ヌーノとザックを長年にわたって撮影しています。
番組でヌーノは当時を回想し、15歳だった1982年に「雑誌を読んでいたら“オジーがギタリストを探している。デモを送ってください”という広告が出ていた」と話しています。
「俺は高校を辞めたばかりだったので、“これは俺の仕事だ。俺はこれをやる!”とね。15歳だったから本気でそう信じていた」
ヌーノは「Crazy Train」と「I Don’t Know」を演奏して録音し、カセットを送ったそうですが、結局、返答はありませんでした。この時のオジー・オズボーン・バンドには、ナイト・レンジャーのブラッド・ギルスが選ばれています。
ヌーノは、自身がデモを送ってから10年以上経った1994年、ザック・ワイルドが脱退したオジー・オズボーン・バンドから参加をオファーされたと話しています。
エクストリームがロンドンでエアロスミスのオープニング・アクトをしていた時、「エージェントのロッド・マックスイーンが来た」という。
ロッドは「やあ、ここに来る途中でシャロンから電話があったんだ。彼女は“ヌーノと話して。彼が望むなら、ロンドン・ヒースロー空港にジェット機がある。今すぐ出発するならばそのままツアーに参加できる。オーディションはありません”と言っていた」とヌーノに伝えます。
ヌーノはそれに対して「彼らはついにカセットを聞いたのか?」とジョークを言ったという。ヌーノは結局、これを断りましたが、彼は「それは愚かな過ちだった。(エクストリーム)それから3週間後に解散した」と話しています。
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