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南米コロンビア初のアイアン・メイデンのコンサートに参加しようとする2人の若者を追ったロードムービーコメディ制作中

2020/06/12 11:45掲載
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The Night of the Beast - (c) M-Appeal
The Night of the Beast - (c) M-Appeal
南米コロンビアのアイアン・メイデン(Iron Maiden)のファンが30年間待ち望んでいた、コロンビア初のアイアン・メイデンのコンサートに参加しようとする2人の10代の若者の姿を追ったロード・ムービー・コメディ『The Night of the Beast』(コロンビア映画)が制作されています。

アイアン・メイデンは2008年にコロンビアの首都ボゴタでコンサートを行っています。この歴史的イベントを題材にした映画で、監督はNetflix『Green Frontier』や『Capital Noise』などを手掛けたマウリシオ・レイバ=コック(Mauricio Leiva-Cock)。製作はFidelio Films。

映画はまだポストプロダクションの段階。映画にはアイアン・メイデンの「Aces High」や「The Trooper」に加え、コロンビアのメタルバンド(Vein, Agony, Masacre, Darkness, La Pestilenciaほか)の楽曲も使用される予定です。

監督のレイバ=コックは「フェスティバルでよく見られるコロンビア映画ではない。貧困や暴力、死についての映画ではなく、2人の10代の若者がメタルコンサートに行く映画だ」と話しています。Leiva-CockとBenjamin Figueroaによって書かれた映画の脚本は、2人の主人公VargasとChukiを通して、メタルヘッズのより人間的で優しい側面を描き、ユーモアにあまり頼らず、自然体の俳優である2人の友人から生まれる真摯な関係性を重視しています。