スポニチアネックスやNHKによると、日本を代表する作曲家の服部克久が死去。83歳でした。
1936年、作曲家の服部良一の長男として生まれる。幼少より音楽の英才教育を受け、成蹊中学校・高等学校を経てパリ国立高等音楽院へ留学。和声、フーガ、対位法を学んだ後1958年卒業。帰国後すぐ、戦後の復興後のテレビ放送の創成期より活動を始める。
NTV「サンデーダーク」、「ハニータイム」、CX「ミュージックフェア」などを皮切りに、テレビ、ラジオ番組、ドラマ、アニメ、映画の音楽を数多く担当。1971年には「花のメルヘン」で第13回日本レコード大賞編曲賞を受賞。TBS「ザ・ベストテン」のテーマ曲、NHK連続テレビ小説「わかば」、フジテレビのアニメ「トム・ソーヤーの冒険」をはじめ幅広い分野で活躍した。
また谷村新司の「昴」などポップスのアレンジでも活躍した。
日本作編曲家協会(JCAA)の会長、東京音楽大学客員教授、NPO法人LIVE FOR LIFE理事長などを務めた。
■服部克久 k公式サイト
http://hatkat.com/index.html